NishiのパワプロMLB査定ブログ

パワプロ2024で作ったMLB選手を公開していきます。

パワプロ2025 マイク・マーシャル 1974年 パワナンバー

マイク・マーシャル

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DET(1967)-SEP(1969)-HOU(1970)-MON(1970-1973)-LAD(1974-1976)-ATL(1976-1977)-TEX(1977)-MIN(1978-1980)-NYM(1981)

 

通算成績 723登板 97勝112敗 防御率3.14 880奪三振 188セーブ fWAR15.1

獲得タイトル:サイ・ヤング賞1回、最多セーブ3回

 

1974年 106登板 15勝12敗 防御率2.42 143奪三振 fWAR4.1

 

Iron Mike

1974年にMLBシーズン記録となる106登板という偉業を成し遂げたリリーフエース。

 

この年は全てリリーフ登板ながら208.1イニングを投げており、回またぎをこなしてた回数は驚異の74回。中には6イニング以上投げている試合もあった。

 

それもそのはず、マイク・マーシャルが活躍していた1970年代のリリーフ投手は、基本的にファイアマンとしてピンチの場面でマウンドに上がってから複数イニングを投げるのが当たり前であり、シーズン100イニングを超えることも珍しくはなかった。

 

とはいえ、リリーフ投手が規定投球回、ましてや200イニングを超えることは異例の事態で、オフにはそのインパクトからサイ・ヤング賞に輝いている。

 

これだけ1シーズンで投げていたら、阪神タイガースの久保田選手のようにすぐ壊れてしまいそうだが、マイク・マーシャルは別。

 

マーシャルは106登板を記録した前年にもリーグ最多の92登板を記録しており、1979年にも再びリーグ最多となる90登板をこなしている。

 

マーシャルがこれだけ投げていたも肩・肘を壊さなかったのは、本人曰く“科学的根拠に基づく”投げ方をしていたことにある。

 

マーシャルは現役時代にミシガン州立大学で負担の少ない投球フォームを研究し、78年には運動生理学の博士号を取得。

 

とはいえ、当時はマイク・マーシャルの唱えるピッチング理論を受け入れたのはドン・サットンとトミー・ジョンくらいしかいなかったようで、監督を筆頭に大多数からは変人扱いされていたようだ。

 

現役引退後はコーチとして雇って欲しいと全球団に手紙を書いたらしいが、スルーされ、個人向けのピッチングアカデミーを主催し、独自のピッチング理論を解いていた。

 

球種はスライダー、スクリュー。

マーシャルは右投手としては珍しいスクリューボールの使い手。

当時、スクリューボールは負担のかかるボールとされていたが、マーシャル曰く「解剖学の知見によると右腕を半時計回りにまわすスクリューの方が自然な動きで負担が少ない」とのことで、投球割合でも40%前後を占めていた。

 

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査定に関して

ガソリンタンク鉄腕

シーズン106登板の偉業を讃えて、二つの金特を採用。

ちなみに同年は13試合連続登板という今ではビックリの酷使にも耐え抜いている。

スタミナもBに設定しているので、オーペナでも毎年70〜80登板前後をこなしてくれるはず。

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