ジョー・トーリ

ATL(1960-1968)-STL(1969-1974)-NYM(1975-1977)
通算成績 2209試合 297 2342安打 344本塁打 1185打点 23盗塁 fWAR
獲得タイトル:MVP1回、首位打者1回、打点王1回、ゴールドグラブ賞1回、最優秀監督賞2回
1966年 148試合 .315 172安打 36本塁打 101打点 fWAR6.9
名将トーリ
ジョー・トーリ=1990年代後半からの悪の帝国ヤンキースの監督というイメージが強いが、選手としても超一流。
トーリは強肩強打のキャッチャーとして1961年にブレーブスの正捕手に定着。
1964年には打率.321をマークとアベレージも残せるのもアピールポイントで、1963年から5シーズン連続でオールスターゲームにも出場。
1966年にはブレーブスの本拠地が標高の高い打者有利のアトランタ・フルトン・カウンティ・スタジアムに移転したことも追い風になり、キャリアハイの36本塁打をマーク。また、ディフェンス面でもリーグトップの盗塁阻止率48%と強肩が光った。
1969年にのちに殿堂入りを果たした強打者オーランド・セペタとのトレードでカーディナルスに移籍。カーディナルスには正捕手マッカーバーが在籍しており、またマイナーにもプロスペクトのテッド・シモンズが控えていたためファースト兼サードにコンバート。
このコンバートにより守備負担が軽減されたトーリはバッティング面にさらなる磨きがかかり、1971年には打率.363、137打点で二冠王に輝き、オフにはMVPのタイトルも獲得。
晩年のメッツ時代の1977年からは選手兼監督に任命され、ここから名将としてのキャリアを歩むことに。
トーリの監督してのハイライトはなんと言っても1996年から2007年までのヤンキース時代。この間トーリはヤンキースを11回の地区優勝、3連覇を含む4度のワールドシリーズ制覇に導いている。
2014年には選手として2000安打、監督として2000勝をあげた功績が讃えられ、ベテランズ委員会枠で殿堂入り。
トーリは70歳を過ぎた2011年から生涯野球界に携わりたいという意向もあり、コミッショナーのバド・セリグ氏の補佐役としてMLB機構の副会長(2014年からは最高野球責任者)に就任。
80歳を迎えた2020年に最高責任者の役職こそはクリス・ヤングに譲り、現在はコミッショナー特別補佐官としてMLBのさらなる発展に情熱を燃やしている。



査定に関して
守備D
トーリの監督時代の采配などを鑑みるとリード面などで課題は少ないはずだが、カーディナルス時代に内野手にコンバートされるなど、なぜか現役時代はキャッチャーとしての評価がそれほど高くない模様。
サヨナラ男
1966年7月14日のアストロズ戦でサヨナラ本塁打を記録。