ボブ・フェラー
CLE(1936-1941,1945-1956)
通算成績 570登板 266勝162敗 防御率3.25 2581奪三振 21セーブ fWAR61.4
獲得タイトル:最多勝利6回、最優秀防御率1回、最多奪三振7回
1946年 48登板 26勝15敗 防御率2.18 348奪三振 4セーブ fWAR9.6
Bullet Bob
推定100マイルを優に超える剛速球を武器に活躍した1940年代最強投手。
フェラーはアマチュア時代から「とんでもないスピードのボールを投げる投手がいる」と注目を集めたプロスペクトで1936年にマイナーを経由せずに、弱冠17歳でメジャーデビュー。
メジャー3年目の1938年に17勝と頭角をあらわすと、39年から41年まで3シーズン連続で最多勝利のタイトルを獲得。球界最強のピッチャーの座に上り詰めた。
フェラーは非常に愛国心の高い選手で、日本軍による真珠湾攻撃の一報を聞いた翌日、海軍への志願を表明。その後、終戦まで従軍し続けた。
MLBに完全復帰となった46年は、米軍時代にみにつけたスライダーも冴えわたり、リーグ最多の26勝、当時のMLB記録となる348奪三振をマーク。
フェラーは50年代に入ってもインディアンズのエースとして君臨 。
同時期のインディアンズの先発ローテーションはレモン、ウィン、ガルシアと後に殿堂入りした選手が3人もいる超豪華メンバーで構成されており、当時から「ザ・ビッグフォー」と恐れられた。
フェラーは現役引退後の62年に有資格1年目で殿堂入り。その後は各地のスポーツイベントに積極的に顔を出し、90歳をすぎても始球式などを務めていた。
フェラーは全盛期の4シーズンを第2次世界大戦で棒にふっており、もし戦争がなければ、350勝を超えていた可能性も大。そのこともあってフェラーを歴代最強投手のひとりとしてあげる有識者も少なくはない。
球種はスライダー、カーブ。
査定に関して
フェラーの査定に関してはパワプロ2022で作成した際に、かなり詳細に触れています。
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