ルーク・ボイト
STL(2017-2018)-NYY(2018-2021)-SD(2022)-WSH(2022)-MIL(2023)-楽天(2025-)
通算成績 508試合 .253 425安打 95本塁打 276打点 3盗塁 fWAR5.1
獲得タイトル:本塁打王1回
2020年 56試合 .277 59安打 22本塁打 52打点 fWAR1.4
ルイ・ヴィー
東北楽天イーグルスとの契約が噂される右の大砲。
2018年シーズン途中にカーディナルスからジオバニー・ガイエゴスらが絡むトレードでヤンキースに加入すると、わずか37試合で14本塁打と大ブレイク。当時、有望株であったグレッグ・バードからファーストの定位置を奪うことに成功した。
続く2019年は故障の影響もあり、118試合の出場にとどまったがそれでも21本塁打とパワーは健在。
ボイトにとってのキャリアハイは2020年。同年は、コロナ禍の影響で短縮シーズンになったが、そんな中ボイトは56試合で22本と驚異的な勢いでホームランを量産。これは162試合換算で64本ペースであり、イメージとしては6月1日時点の大谷、ジャッジ、カル・ローリークラスのパワーを発揮したことになる。
2年連続のホームランキングが期待された2021年以降は、故障&低打率に苦しみ、2022年開幕前にパドレスにトレード。
パドレス時代は82試合で13本塁打とまずまずのペースで打っていたが、フアン・ソトが絡むトレードでナショナルズに移籍。
当初、このトレードでは、ボイトの代わりにエリック・ホズマ―が移籍する予定だったが、ホズマ―が拒否権を発動し、急遽代役として白羽の矢が立つという、なんともいえない経緯があり、ちょっとした話題になった。
ボイトはその後ナショナルズでも目立った活躍が出来ず、2024年はマイナー暮らし。
ボイトは18年、20年の活躍から分かるように打ち出せば止まらないバッター。NPBでもその勢いが発揮できれば、フルシーズン換算で3~40発狙える強打者。
なんだかんだでMLBでホームラン王のタイトルをとったことのある助っ人外国人は2013年のアンドルー・ジョーンズ以来であり、個人的にはけっこう楽しみな存在。