マット・チャップマン
OAK(2017-2021)-TOR(2022-2023)-SF(2024-)
通算成績 1022試合 .241 896安打 182本塁打 504打点 26盗塁 fWAR31.1
獲得タイトル:ゴールドグラブ賞5回、プラチナ・ゴールド・グラブ賞2回、フィールドディング・バイブル・アワード3回
2024年 154試合 .247 142安打 27本塁打 78打点 15盗塁 fWAR5.4
チャッピー*1
現役サードの中では最高クラスの守備力を誇るエリートディフェンダー。
アスレティックス時代は“マット”・オルソンとクリーンナップを組み、2019年には二人そろって36本塁打をマーク。
ところが、ダブル“マット”の奮闘虚しく、アスレティックスは2021年から再建期に突入。2022年開幕前に二人そろってコンテンダーにトレードされてしまった。
チャップマンはクリーンナップを担えるパワーこそあれど、確実性は低く、2019年から打率.250を超えることはなく、FAイヤーの2023年も打率.240とイマイチ。
オフには代理人のスコット・ボラスが大型契約を狙って強気な交渉に出るも、獲得するチームはなかなか現れず、根負けする形で2024年3月にオプトアウト付きの3年5400万ドルでジャイアンツに移籍。
2024年は4月こそは調整遅れの影響もあり、打率.222と低空飛行だったが、5月以降はここ数年の鬱憤を晴らすかのように調子が上がり、チーム最多の27本塁打をマーク。
自慢の守備でもDRSプラス17、OAAプラス11とトップクラスの数値をマークし、自身5度目となるゴールドグラブ賞に輝いた。
チャップマンは同年のトレードデッドラインの時点でオプトアウトは確実視されていたが、チームのレジェンドOBバスター・ポージーが直接交渉に乗り出し、9月に6年1億5100万ドルで再契約。
2025年も6月23日の時点で12本塁打、fWAR2.4と大型契約に見合った成績を残している。
査定に関して
走力B
2024年のSprint SpeedはMLB上位16%と見かけによらずなかなかの俊足。
初球◯
2024年は初球打率.455、OPS1.380。
ダメ押し
Ahead(勝ち越し)時の打率は.320とダメ押しの一打が目立った。
Nishiのこぼれ話
チャップマンはノーラン・アレナードと同じエル・トロ高校出身。
アレナドは二つ上の先輩にあたり、一緒にプレーする機会もあった模様。
関連選手:高校の先輩
ノーラン・アレナド
*1:さくらみこはちゃっぴぃ