デビッド・ライト
NYM(2004-2018)
通算成績 1585試合 .296 1777安打 242本塁打 970打点 196盗塁 fWAR51.2
獲得タイトル:シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞2回
2007年 160試合 .325 196安打 30本塁打 107打点 34盗塁 fWAR8.4
Captain America🇺🇸
メッツ一筋14年。フランチャイズプレイヤーとして通算安打数(1777安打)、通算打点(970打点)、野手としての通算WAR(fWAR51.2/rWAR49.1)など数々の球団記録を樹立した“メッツファンの希望の星”。
ライトは走攻守三拍子揃ったサードで、メジャー2年目の2005年から4シーズン連続で3割・25本塁打・100打点をクリア。
2007年にはメッツの球団記録となる26試合連続安打を記録するなど、開幕から絶好調。9月16日には30本塁打に到達し、当時としては最年少*1となる24歳で30-30(30本塁打・30盗塁)クラブ入りを果たした。
また、同年は課題とされていたサード守備でもDRSプラス12をマークし、オフにはシルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞をダブル受賞。
2009年はメッツの新本拠地となるシティフィールドへの対応に苦しみ、10本塁打にとどまったが、翌年の2010年には29本塁打と復活。
2012年オフにはメッツと7年総額1億3800万ドルの契約延長を結ぶも、2015年以降は脊柱管狭窄症やハムストリング、肩のインピンジメントと故障続きでまともにプレーすることができない体に。
ライトは数々の手術を受けるも、故障から復活することはできず、2018年をもって現役を引退。
ライトの背番号5は、メッツの永久欠番に指定されており、2025年7月にはライトの球団殿堂入り式典が催されるとのこと。
ライトは非常にキャプテンシーが高く、2013年からはメッツとしては球団史上4人目のキャプテンに就任。
また、第3回WBCではアメリカ代表として出場し、打率.438、10打点をあげる大活躍。この活躍を受け、当時流行っていたマーベル映画の主人公になぞらえ「キャプテン・アメリカ」ニックネームで親しまれることとなった。
査定に関して
対左投手B
2007年は左投手に対して打率.361、OPS1.106とよく当たっていた。
盗塁B
2007年の盗塁成功率は87%
広角打法
画像のようにライトは広角に打球を飛ばせるバッター。
2007年は逆方向に8本塁打を放っている。
初球◯
ライトは基本的にボールをよく見るタイプだが、2007年は初球打率.473と甘く入ったボールは見逃さなかった。
エラー
2007年はサード守備自体はかなり改善されたが、21失策、守備率.954と相変わらずエラーは多かった。
選球眼
ライトは選球眼に定評があり、2007年から2シーズン連続で90四球を選んでいる。
*1:2012年にマイク・トラウトが20歳で30-30を達成し、ライトの記録は破られた