NishiのパワプロMLB査定ブログ

パワプロ2024で作ったMLB選手を公開していきます。

パワプロ2025 アンソニー・レンドーン 2019年 パワナンバー

アンソニー・レンドーン

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WSH(2013-2019)-LAA(2020-)

 

通算成績 1173試合 .280 1218安打 158本塁打 671打点 55盗塁 fWAR33.7

獲得タイトル:打点王1回、シルバースラッガー賞2回、カムバック賞1回

 

2019年 146試合 .319 174安打 34本塁打 126打点 5盗塁 fWAR6.8

 

WSH世界一の立役者から悪夢の不良債権へ

ロサンゼルス・エンゼルスはプホルス、ハミルトン、アップトンとFAの大型補強で失敗続き。そんな黒歴史的長期契約の中で、最も最悪なものになりそうなのが2019年オフにレンドーンと結んだ7年総額2億4500万ドルの契約だ。

 

レンドーンはナショナルズ時代の2017年から3シーズン連続で3割、20本塁打、fWAR5オーバー。実績は現役サードの中でもトップクラスだったが、オールスター選出は1回だけで、一部では「MLBで最も過小評価されている選手」と言われていた。

 

FAイヤーの2019年はクラッチヒットが炸裂し、リーグ最多の126打点をマーク。また、パワー面でもキャリアハイとなる34本塁打を放ち、前年FAで移籍したブライス・ハーパーの穴を埋める大活躍。

 

ポストシーズンでも5本塁打を放ち、ナショナルズ史上初のワールドシリーズ制覇に大貢献した。

 

オフにナショナルズはレンドーンとストラスバーグという投打の柱が同時にFAとなり、最終的にストラスバーグを残す方針を決め、レンドーンは7年総額2億4500万ドルでエンゼルスに移籍。

 

この長期契約は当時から、「契約後半で不良債権になるのでは」とか「レンドーンよりウィークポイントの先発投手に資金を回すべきでは」と懸念されており、結果的には案の定不良債権に。

 

レンドーンは2021年以降、とにかく故障が続き、まともに試合に出られず。さらに悪いことに野球へのモチベーションもダダ下がりしていることがコメントの端々から読みとれ、チームの士気にも悪影響を与える始末。

 

2025年も開幕前に股関節の手術を受け、シーズン全休が決定。この長期契約でレンドーンが稼いだfWARはわずか3.7。しかもそのうちの2.5は短縮シーズンの2020年に稼いだもの。フルシーズンに戻ってからの4シーズンは1.2とまさに悪夢の不良債権と化してしまった。

 

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査定に関して

チャンスB決勝打

2019年の得点圏打率は.365・OPS1.130、 High Leverageシチュエーションでは打率.398、OPS1.255とクラッチヒットを連発。

 

ローボールヒッター

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画像のようにレンドーンは低めのボールに自信ニキ。

 

対ストレート◯

2019年は対フォーシームのRun Valueがプラス11、対シンカーに至ってはプラス24と速球系に対して驚異的な強さを発揮。

 

調子安定

ナショナルズ時代のレンドーンは2017年から3シーズンで3割、24本塁打オーバーと安定感抜群。それに対してエンゼルス時代は…どうしてこうなった。

 

選球眼

2019年はMLB上位13%のBB%、選んだフォアボールは80個。

 

Nishiのこぼれ話

2019年オフにナショナルズはレンドーンとストラスバーグを天秤にかけ、最終的にストラスバーグと7年2億4500万ドルで契約延長。

 

ところがストラスバーグは重度の神経障害に陥ってしまい、わずか8試合投げただけで現役引退。ナショナルズはどちらを選んでも悪夢だったという何とも言えない結末に終わってしまった。

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