ライアン・ブラウン

MIL(2008-2020)
通算成績 1727試合 .298 1933安打 344本塁打 1128打点 215盗塁 fWAR43.8
獲得タイトル:MVP1回、新人王1回、本塁打王1回、シルバースラッガー賞5回
2011年 150試合 .332 187安打 33本塁打 111打点 33盗塁 fWAR7.1
Hebrew Hammer
ユダヤ系メジャーリーガーとしては、ハンク・グリーンバーグ以来の球界のスター選手になれる実力を持ちながら、禁止薬物の使用で全てをふいにしてしまったスラッガー。
ブラウンはマイナー時代の2006年にブルワーズ傘下2位*1に選ばれたトッププロスペクト。
ブラウンはルーキーイヤーの2007年に脳震盪で離脱したコリー・コスキーにかわってサードのレギュラーの座を掴むと、規定には届かなかったが打率.324、34本塁打と大活躍。
長打率はナ・リーグトップかつ新人選手としては歴代最高となる.634と驚異的な数字をマークし、オフにはトゥロウィツキとは2票差という接戦を制し、新人王に選ばれている。
バッティング面は完成されていたブラウンだったが、サード守備は26失策、DRSマイナス32と壊滅しており、2008年からはレフトへコンバート。
ブラウンは2008年にMVP投票で3位、2009年にはWBCアメリカ代表に選出、2010年には3年連続でシルバースラッガー賞を獲得と順調にスター選手への道を邁進。
2011年にはブルワーズの選手としては史上二人目の30-30クラブ入り。打率でもリーグ2位となる.332とハイアベレージをマークし、トリプルスリーも達成。オフには打撃面で同じくトリプルスリーを成し遂げたマット・ケンプを凌いでMVPに輝いた。
ブラウンは2011年オフに「薬物検査で陽性反応が出た!」とリークされ、渦中の人に。ブラウンはすぐさま検査における不備を指摘し、2回目の検査で陰性となり、ブルワーズファンを安堵させたが…。
MLB史上二人目となる2年連続でトリプルスリー、自身初となる本塁打王のタイトルに輝いた2012年オフに、バイオジェネシス社から違法薬物を処方されていたことが報道され、ブラウンの偉大なキャリアがドーピングによって形づけられたものであることが発覚。
球界最高の外野手という評価は一瞬にして失墜し、ブラウン自身も100試合の出場停止処分を受けることとなった。
バイオジェネシス・スキャンダル以降のブラウンは全盛期ほどの圧倒的なバッティングこそは再現出来なかったが、2016年には打率.305、30本塁打と復活し、2018年にはMLB史上25人目の「300本塁打・200盗塁」を達成。
ブラウンは2011年開幕直後に2016年から5年総額1億500万ドルの契約延長を結んでおり、それが切れた2020年をもって事実上の現役引退。
ブラウンは2026年から殿堂入り投票の資格を得るが、バイオジェネシス・スキャンダルの影響もあり、1年目でリストから名前が消える可能性が高いと言われている。




査定に関して
捕球A
レフトにコンバートされてからのブラウンはエラーが非常に少なく、2008年、2009年、2011年の3シーズンでトップの守備率を記録。
Nishiのひとりごと
バイオジェネシス・スキャンダルに関しての詳細は、パワプロ2022のライアン・ブラウンの記事で触れています。気になる方はこちらの記事も参照にしてみてはいかがでしょうか。
*1:1位はヨバニ・ガヤルド