マイケル・チェイビス

BOS(2019-2021)-PIT(2021-2022)-WSH(2023)-中日(2023)
通算成績 357試合 .238 263安打 42本塁打 142打点 8盗塁 fWARマイナス0.3
獲得タイトル:特になし
2019年 95試合 .254 88安打 18本塁打 58打点 2盗塁 fWAR0.9
Ice Horse
中日ドラゴンズと契約合意が発表された、MLB通算42ホーマーと実績十分なユーティリティ。
チェイビスは2014年のレッドソックスから全体26位で指名された元有望株。
マイナー時代の2017年に126試合で31本塁打をマークし、プロスペクトランキングではチーム2位にランクイン。ところが、翌年4月にドーピングが発覚し、評価は急落。
チェイビスは2019年にメジャーデビュー。同年はファースト兼セカンドとして95試合に出場し、18本塁打と期待通りのパワーを発揮。一方で127三振と粗さも目立った。
2020年以降は、1試合5三振を喫するなど深刻な打撃不振に陥り、レギュラーの座はあっさり剥奪。
パイレーツ時代の2022年にはファーストのレギュラーとして自己最多となる129試合に出場し、14本塁打をマークするも、打率.242、出塁率.281と打力が求められるファーストとしては物足りない成績で、9月末にはDFAされてしまった。
チェイビスはファーストとセカンドに関しては通算DRSがプラス(ファースト+3、セカンド+4)と平均以上に守ることができ、NPBでもディフェンス面には不安はなさそう。
一方でバッティングはルーキーイヤーの2019年をピークに下降の一途。2025年も3Aで13本塁打を放っているが、打高のPCLでの数字であり、打線の起爆剤になるかは微妙なところ。




査定に関して
プルヒッター

2019年は本塁打の大半がレフト方向に集中。
ローボールヒッター

画像のようにチェイビスは低めのボールに強いが、MLBで流行りの高めのフォーシームへの対応力は絶望的で、2020年以降の打撃不振は対戦相手に速球が打てないことがバレたからと考えられる。
Nishiのこぼれ話

チェイビスはレッドソックス時代は短髪だったが、ナショナルズ時代に髪を伸ばし始め、現在は画像のように野球選手らしからぬロングヘアーに。インパクトのある見た目から、NPBではカルト的人気が出そう。