カミロ・ドバル

SF(2021-)
通算成績 228登板 22勝16敗 防御率3.33 282奪三振 92セーブ 12ホールド fWAR3.5
獲得タイトル:最多セーブ1回
2023年 69登板 6勝6敗 防御率2.93 87奪三振 39セーブ fWAR1.9
Tranquilo Camilo
平均160キロ、2021年には168キロを計測したカッター方向に曲がる豪速球を投げ込むジャイアンツのクローザー。
ドバルは異父兄弟姉妹合わせて23人の大家族出身のドミニカン。2021年にメジャーデビューを果たすと、同年9月にクローザーに昇格。
2022年は開幕からクローザーとして起用され、リーグ6位の27セーブ、セーブ成功率90%を記録。
2023年にはWBCドミニカ代表のクローザーに選ばれ、2登板で防御率0.00とパーフェクトリリーフ。6月末の時点では防御率1.89と両リーグトップの24セーブと絶対的クローザーとして独り立ちしたかと思われたが、8月に4試合続けてセーブ失敗、月間防御率5.40と炎上。
9月は防御率2.61と立て直しに成功し、最終的にはリーグトップのタイの39セーブをあげセーブ王に輝いたが、好不調の波の激しさが露呈したシーズンとなった。
2024年は与四球率5.9と突如ノーコン病を発症。シーズン中盤まではクローザーを任せれていたが、8月に3Aでの調整を命じられ、クローザーの席はウォーカー・ライアンに譲ることに。
2025年は再びクローザーの地位を取り戻し、前半戦を防御率2.95で折り返したが、ノーコン病は相変わらず。ジャイアンツのブルペンには前半戦防御率.086のランディ・ロドリゲスが控えているため、後半戦の投球次第では昨年に引き続きシーズン途中でクローザーの座を剥奪される可能性も高い。
球種はツーシーム、スライダー。



査定に関して
真っスラ
ドバルは速球がカッター方向にナチュラル変化するピッチャーで、キレイなフォーシームは全く投げない。
ゴロピッチャー
ドバルは動く速球を武器にする性質上、キャリアを通してゴロ率が高く、2023年もMLB上位12%のゴロ率を誇った。