フリオ・ウリアス

LAD(2016-2023)
通算成績 158登板 60勝25敗 防御率3.11 710奪三振 4セーブ 7ホールド fWAR14.2
獲得タイトル:最多勝利1回、最優秀防御率1回、ウォーレン・スパーン賞2回
2021年 32登板 20勝3敗 防御率2.96 195奪三振 fWAR5.0
El Culichi
2度にわたるDV問題で、MLBから事実上の追放処分を受けることとなった元ドジャースのエース。
ウリアスはドジャース傘下No.1プロスペクトと謳われた逸材で、2016年に19歳でメジャーデビュー。2019年までは高いポテンシャルとピッチング内容が噛み合わず、一時はロングリリーフに転向するなど苦戦が続いたが、2020年にようやく先発ローテーションに定着。
2021年にはこれまで課題と言われていたコントロールが一気に改善され、与四球率は1.84にまで良化。開幕から順調に勝ち星を積み上げ、6月21日からは11連勝を飾り、先発ローテーション定着2年目にして最多勝利のタイトルに輝いた。
2022年も好調を維持し、17勝、リーグトップの防御率2.16をマーク。オフにはサイ・ヤング賞投票で3位にランクインし、カーショウにかわるドジャースのエースに成長した。
FAイヤーとなった2023年は開幕前の時点では27歳と非常に若く、1億5000万ドル以上、今期の成績次第では2億ドルを超える大型契約を勝ち取れると言われていたが、開幕から調子が上がらず、8月末の時点で防御率4.60とイマイチ。
そんな中、9月3日にDV容疑で逮捕というニュースが流れ、ウリアスの状況は一変。ウリアスは2019年にもDVで逮捕されており、事態を重く見たMLB機構はウリアスを制限リスト入りに。
MLBではDVに関する規定が導入されて以来、チャップマンのように1度のDVで制限リスト入りした選手はいるものの、2度のDV容疑は前例がなく、ウリアスは2025年7月前半戦までの出場停止処分を科せられた。
ウリアスは現状、制限リストからは外れたものの、バウアーへの対応を鑑みるとMLBへの早期復帰は絶望的。ウリアスは今年で29歳とまだ若く、母国メキシカンリーグやNPBで圧倒的成績を残し、投手陣が手薄なチームからオファーを得ることに望みをかけるしかなさそうだ。
NPBはロベルト・オスナやトレバー・バウアーとDV問題でMLBを追われた選手を続けて獲得しており、ウリアスが希望すればNPBでのセカンドキャリアの可能性も高そうだ。
球種はスラーブ、チェンジアップ。



査定に関して
牽制◯
ウリアスは牽制の達人。ルーキーイヤーの2016年にはMLBトップとなる6回のピックオフを決めている。
Nishiのこぼれ話
ウリアスは生まれつきの疾患で左目が開かず、視力もほとんどないと言われている。そのためゴーグルをつけてのピッチングが彼のトレードマークになっている。