シェーン・ビーバー

CLE(2018-2025)-TOR(2025-)
通算成績 136登板 62勝32敗 防御率3.22 958奪三振 fWAR21.5
獲得タイトル:サイ・ヤング賞1回、最多勝利1回、最優秀防御率1回、最多奪三振1回、ゴールドグラブ賞
2020年 12登板 8勝1敗 防御率1.63 122奪三振 fWAR3.1
Not Justin
名前が某人気歌手と同じで、MLB公式ライセンスを保有するトレカメーカーのToppsに選手名を“Justin”と誤表記されてしまったことでも話題になったメジャーリーガー。
ビーバーは速球のスピードが全盛期でも最速156キロ、平均150キロとそれほどMLB平均以下でありながら、高回転ナックルカーブを武器に投手王国インディアンズ*1の先発ローテーション入りを果たし、2019年には15勝、防御率3.28、リーグ2位の214.1イニングと大ブレイク。
コロナ禍で短縮シーズンとなってしまった2020年は開幕からの2登板でMLBタイ記録となる27奪三振と驚異的なペースで奪三振を積み上げ、最終的に77.1イニングでリーグトップの122奪三振をマーク。この年にビーバーが記録した奪三振率14.20は規定投球回に到達した投手としての最高記録となった。
ビーバーは2020年に投手三冠を成し遂げ、サイ・ヤング賞を満票で受賞。コロナ禍による短縮シーズンということで筆者を含め、*(アスタリスク)付きの記録と見做すMLBファンも多いが、傑出度はずば抜けており、同年のERA+は2000年のペドロ・マルティネスが記録した+291に次ぐ、+281をマーク。
2021年以降は、故障がちで1年間先発ローテーションを守ることができたのは2022年だけ。それでも2022年は200イニングを投げ、防御率2.88と2020年のピッチングがフロックでないことを証明した。
ビーバーは2024年にトミー・ジョン手術を受け、現在は復帰に向けて調整中。2025年のトレードデッドラインではポストシーズンでの登板を視野に入れたブルージェイズが傘下5位の評価を誇るカール・スティーブンとのトレードで電撃獲得。
個人的には来季1600万ドルとサイ・ヤング賞投手にしてはお手頃価格であっただけにスモールマーケットのガーディアンズがキープすると思っていたので意外な結果に驚いた。
球種はカットボール、ナックルカーブ、Vスライダー、スプリットチェンジ。
決め球のナックルカーブは2020年にRun Valueでプラス11、被打率.095と威力抜群。また、チェンジアップは140キロを計測することも珍しくなかったため、オリ変で再現。




査定に関して
ノビB
ビーバーのフォーシームは浮き上がるような軌道を描くライジングファストタイプ。
奪三振
正直なところドクターKでも良かったが、ビーバーは2022年以降奪三振率が9点台を割っており、ドクターKをつけるには実績がイマイチだったため今回は青特の奪三振にとどめた。
球持ち◯
ビーバーはボールの出どころが分かりにくいことに定評があり、球持ちの良さを表す指標のExtensionも上位26%に入っていた。
*1:現在のガーディアンズ