カルロス・コレア

HOU(2015-2021)-MIN(2022-2025)-HOU(2025-)
通算成績 1109試合 .275 1150安打 187本塁打 672打点 33盗塁 fWAR38.0
獲得タイトル:ゴールドグラブ賞1回、プラチナ・ゴールドグラブ賞1回、フィールディング・バイブル・アワード1回、新人王
2021年 148試合 .279 155安打 26本塁打 92打点 fWAR6.3
帰ってきた“コア4”
アルトゥーベ、スプリンガー、ブレグマンとともに「コア4」の一員としてアストロズの黄金時代を支えた強打のショート。
コレアはマイナー時代からAロッド2世という前評判を誇ったトッププロスペクト。2015年にメジャーデビューを果たすとわずか99試合で両リーグのショートとしてはトップとなる22本塁打を放ち、新人王のタイトルを獲得。
2016年には本塁打こそは20本にとどまるもrWARで7.0を記録し、球界トップクラスのショートへと成長。
しかし、2017年以降はとにかく故障が多くなり、2017年以降は3シーズン連続でシーズン110試合以下の出場にとどまった。
それでも試合に出れさえすれば、トップクラスのバッティングを披露し、アストロズが世界一に輝いた2017年のポストシーズンでは5本塁打と大暴れ。
コレアは2020年開幕前に「アストロズサイン盗み問題」が発覚したことで、球界のヒール扱いになり、ここからアルトゥーベとともにアウェイで打席に立つたび大ブーイングを浴びせられることに。
コレアにとってのキャリアハイは2021年。この年は珍しく大きな故障とは無縁で、2016年以降最多となる146試合に出場。バッティングはさることながら、守備面での貢献度が凄まじく、DRSでキャリア最高となるプラス20、OAAもショートとしてはトップクラスのプラス10をマーク。
オフにはゴールドグラブ賞をはじめとする守備タイトルを総なめにし、野手としてはリーグトップのrWAR7.3と某二刀流の怪物がいなければMVP級のシーズンを送った。
コレアはキャリアハイの成績を残した2021年オフにFAとなり、当初は記録的な大型契約になると思われていたが、コレアの故障歴から交渉は難航し、開幕直前の2022年3月22日にツインズとオプトアウト権込みの3年1億530万ドルで契約合意。
2022年は打率.291、22本塁打、rWAR5.3/fWAR4.6と結果を残し、オプトアウトを宣言。一度はジャイアンツと13年総額3億5000万ドルという超大型契約に合意したと報道されたが、メディカルチェックで引っ掛かり、結局ツインズと最大10年2億7000万ドルで再契約を交わした。
ツインズはコレアの補強からも伺えるようにコンテンダーとして世界一を狙いに来ていたが、2025年は地区4位と低迷。パレイデスの今期絶望で空白となったサードを埋めたいアストロズと再建に入るにあたって重荷になるコレアを放出したいツインズフロントとの思惑が噛み合い、トレードデッドラインで古巣アストロズに復帰。
アストロズではサードを守っており、来期以降もおそらくセカンドにパレイデス、ショートにペーニャ、サードは引き続きコレアという内野陣になりそうだ。
なお、コレアのショートの守備指標は2023年から悪化しており、2025年にいたってはDRSマイナス11。以前コレアはインタビューで「ジーターのDRSはマイナス160だ」とジーターに対して挑戦的な発言をしていたが、本人もジーターを笑えない状況になっている。そのためショートへの復帰はペーニャに緊急事態が起きない限り、まずないと思われる。




査定に関して
対変化球◯
サイン盗み騒動後もコレアは変化球にしっかり対応しており、2021年もスイーパーとSFF以外の変化球に対するRun Valueは全てプラス。チェンジアップに対してはプラス11とかなり得意としていた模様。
Nishiのひとりごと
コレアはアストロズファンの筆者にとって、何だかんだでお気に入りの選手だったので、復帰の報道に歓喜しました。
関連選手:コア4
ホセ・アルトゥーベ
ジョージ・スプリンガー
アレックス・ブレグマン