ユリ・グリエル

キューバ国内リーグ(2001-2015)-DeNA(2014-2015)-キューバ国内リーグ(2015-2016)-HOU(2016-2022)-MIA(2023)-KC(2024)-SD(2025)
通算成績 927試合 .280 952安打 98本塁打 468打点 28盗塁 fWAR9.3
獲得タイトル:首位打者1回、ゴールドグラブ賞1回
2019年 144試合 .298 168安打 31本塁打 104打点 5盗塁 fWAR4.0
La Piña
2014年にデスパイネ、セペタと共に日本球界に参入したキューバ球界の至宝。
グリエルはDeNAに加入すると、強肩を活かしたサード守備とパワーとアベレージを両立させたハイレベルのバッティングで下位に沈むベイスターズファンの心を掴み、翌年は弟のルルデスとともに開幕からの活躍が期待されたが…。
弟と揃って故障を理由にまさかの来日しないという緊急事態が発生し、結局開幕直後に契約解除となってしまった。
その後、2016年にルルデスとハイチに亡命し、MLB挑戦を表明。同年7月にアストロズと5年4750万ドルの契約を結んだ。この契約が発表された時点で、グリエルは32歳とベテランの域に入っており、割高ではと言われていたが、2017年からアストロズの不動のファーストとして大活躍。
特に2019年には7月に5試合連続弾を含む月間12本塁打とパワー面が大きく開花し、キャリアハイとなる31本塁打をマーク。ちなみに2019年の時点でグリエルは35歳を迎えており、アストロズ史上最年長でシーズン40二塁打・30本塁打・100打点を放った選手となった。
なお、ほぼ3割・30本塁打・100打点のバッターであれば通常クリーンナップを担って然るべきだが、この年のアストロズ打線はMLB歴代最強クラスのラインナップで、グリエルは恐怖の6番ないし7番バッターとしてプレーしていた。
2021年にはチームメイトのブラントリーとの激戦を制し、打率.319で首位打者のタイトルを獲得。37歳での首位打者獲得はア・リーグ最年長記録であり、ナ・リーグを含めてもMLB史上6番目の年長記録となっている。
衰え知らずのグリエルだったが、2022年以降はさすがにバッティングに陰りが見られ、パドレスと契約した2025年も16試合で打率.111と全く打てず、DFA。グリエルは41歳であり、事実上の現役引退となるのではと言われている。




査定に関して
粘り打ち
2019年のK%はMLB上位3%と空振りしないバッターだった。
対変化球◯
サイン盗みの恩恵もあった可能性が高いが、2019年はBreaking Ballに対して打率.291をマーク。特にカーブに対してはRun Valueプラス10と強さを発揮した。
サヨナラ男
2019年6月28日、29日のマリナーズ戦で2試合連続サヨナラ打を記録。
Nishiのこぼれ話
グリエルは来日拒否、ダルビッシュに対しての吊り目挑発、サイン盗みとNPBファンの中ではおそらく嫌われているが、キューバ、NPB、メジャー合算で2556安打、366本塁打を放っているレジェンド選手。
WBC2026年大会ではキューバが前回大会に引き続き亡命選手の出場を容認する方針らしく、前回のセスペセスのようなレジェンド枠として選出される可能性もありそうだ。