ロン・ギドリー

NYY(1975-1988)
通算成績 368登板 170勝91敗 防御率3.29 1778奪三振 4セーブ fWAR49.3
獲得タイトル:サイ・ヤング賞1回、最優秀防御率2回、最多勝利2回、ゴールドグラブ賞5回、ロベルト・クレメンテ賞1回
1978年 35登板 25勝3敗 防御率1.74 248奪三振 fWAR9.1
Louisiana Lightning
ニューヨーク・ヤンキースの球団史を代表する速球派サウスポー。
ギドリーは学生時代から150キロを超える速球を武器にしていたが、それ以外はパッとせず、MLBデビュー当初はリリーフでの起用がもっぱら。そんな中、転機になったのが1976年に当時のクローザー、スパーキー・ライルからスライダーを直伝されたこと。
ギドリーは速球とスライダーのコンビネーションで頭角を表すと、1977年には左のエースとして16勝、防御率2.82の好成績をマーク。ワールドシリーズでも完投勝利を記録し、ヤンキースとしては15年ぶりの世界一の立役者となった。
ギドリーにとってのキャリアイヤーは1978年。同年は開幕から13連勝とロケットスタートをきり、6月17日のエンゼルス戦ではヤンキースの球団記録となる18三振をマーク。ギドリーは最終的に最多勝利(25勝)、最優秀防御率(1.74)の二冠に輝き、ヤンキースのワールドシリーズ連覇に貢献。オフには満場一致でサイ・ヤング賞を受賞した。
1978年のギドリーのピッチングはヤンキースの投手として史上最高のシーズンと言われており、防御率1.74、248奪三振、勝率.893、9完封はヤンキースの球団記録となっている*1。
ギドリーは1980年代に入ってもヤンキースのエースとして君臨。1984年8月7日のホワイトソックス戦では史上27人目のイマキュレーション・イニングを達成、1985年にはリーグ最多の22勝をマークしている。
晩年は肩の故障に悩まされたため、200勝には届かなかったが、ヤンキース最強投手のひとりとして2003年に背番号49がチームの永久欠番に指定されることとなった。
球種はツーシーム、スライダー。
ギドリーのスライダーはMLB歴代でも最高クラスと言われており、今回は総変化量との兼ね合いもあり、メジャスピ同様、スライダー、スラーブ、Vスライダーの3種類を採用している。



査定に関して
尻上がり
7イニング以降の防御率は1.30。
勝ち運
1978年の勝率.893はシーズン20勝以上を挙げた投手のMLB記録。
また、通算勝率.651はホワイティ・フォード(勝率.690)に次ぐヤンキース2位の記録。
*1:奪三振数に関しては、2022年にゲリット・コールが257三振を記録し、更新されてしまったが、左投手としては現在も球団記録である