ジェイミー・モイヤー

CHC(1986-1988)-TEX(1989-1990)-STL(1991)-BAL(1993-1995)-BOS(1996)-SEA(1996-2006)-PHI(2006-2010)-COL(2012)
通算成績 696登板 269勝209敗 防御率4.25 2441奪三振 1ホールド fWAR48.0
獲得タイトル:ロベルト・クレメンテ賞1回、ルー・ゲーリック賞1回
2003年 33登板 21勝7敗 防御率3.27 129奪三振 fWAR3.8
超・遅咲きのサウスポー
・MLB最年長勝利(49歳151日)
・MLB史上4番目*1の高齢選手
・MLB最年長打点(49歳151日)
など、様々な年長記録を樹立してきた究極の遅咲きピッチャー。
モイヤーは1986年にメジャーデビュー。2年目の87年から2年連続で200イニングと軟投派のイニングイーターと結果を残すも、90年代に入るとなかなかメジャーに定着できず、92年開幕前には投手コーチ転向を打診されてしまう。
モイヤーにとって転機になったのは1996年のマリナーズ移籍。モイヤーはこの年、34歳とベテランの域に差し掛かっていたが、巧みなコントロールと複数の遅いボールを組み合わせ、打者を打ち取るピッチングスタイルで自己最多となる13勝をマーク。
その後、モイヤーはマリナーズの先発ローテーションの一角を11シーズン守り、当時の球団記録*2となる145勝をマーク。この頃のマリナーズは今となっては信じられないが、グリフィーJr.やAロッド、マルティネスらを擁する強打のチームであり、毎年のように二桁勝利をマーク。
2001年には、38歳にして20勝をマークし、MLB記録となるシーズン116勝をあげた強力先発ローテーションの柱として大活躍。さらに、2003年には40歳にしてシーズン20勝と衰え知らずの快投を披露。
モイヤーは2006年シーズン途中にフィリーズへ移籍。この頃のフィリーズは、王朝と呼ばれるほどの強さを誇り、45歳を迎えた2008年にはMLB史上2番目の高齢ポストシーズン先発投手となり、ワールドシリーズ制覇に貢献した。
モイヤーは2010年オフに左肘の靱帯を断裂。この時、モイヤーは47歳と現役引退を決断しても全くおかしくはない年齢だったが、トミー・ジョン手術を受け、2012年にカムバック。
2012年5月16日には前述のMLB史上最年長勝利記録を更新するも、6月にはいって無念のDFA。その後は、ナックルボーラーとしてMLB復帰を目指していたようだが、翌年の2013年10月に正式に現役引退を発表し、24年にわたるキャリアに幕を下ろした。
通算勝利数269はMLB歴代34位と素晴らしい一方で、それ以外のスタッツはイマイチだったため殿堂入り投票では支持が得られず、初年度でリスト落ちしてしまっている。
モイヤーはマリナーズの球団殿堂入りを果たしており、殿堂入り式典などで定期的にその姿を見せている。
球種はツーシーム、カットボール、カーブ、チェンジアップ。
モイヤーは他にもスローカーブやスラーブといったボールも組み合わせていたが、さすがに5球種は強すぎるので泣く泣くオミット。




査定に関して
軽い球
キャリアを通しての被本塁打はMLB歴代最多となる522本。一発or軽い球で悩んだが、2003年の被本塁打率は0.8とそれほど高くなかったことや、軟投派ということもあり、軽そうな球質というイメージを優先して今回は軽い球を採用。
関連選手:MLB最年長選手記録でよく名前があがるベテラン選手
投手:ホイト・ウィルヘルム
野手:フリオ・フランコ