ネイサン・イオバルディ

LAD(2011-2012)-MIA(2012-2014)-NYY(2015-2016)-TB(2018)-BOS(2018-2022)-TEX(2023-)
通算成績 316登板 102勝84敗 防御率3.89 1487奪三振 fWAR28.4
獲得タイトル:特になし
2025年 22登板 11勝3敗 防御率1.73 129奪三振 fWAR3.7
ガラスのエース
球速、コントロール、変化球、どれをとってもトップレベルのクオリティを誇りながら、14年間のキャリアで規定投球回に達したのはわずか3回とスペ体質ゆえ、ポテンシャルをフルに発揮できずにいる“ガラスのエース”。
イオバルディはヤンキース時代に速球の平均スピードが97マイル(約155キロ)と当時の先発投手の中ではトップ3に入るなど、剛腕投手として話題になったが、ここぞの場面で一発を打たれることが多かったため防御率は2年続けて4点台と奮わなかった。
トミー・ジョン手術を経てからは、自慢の速球に加え、コントロールが飛躍的に向上。2021年には規定投球回に到達した投手の中では、両リーグトップとなる与四球率1.73をマークし、防御率は3.75とイマイチだったが、FIPはリーグトップの2.79で、サイ・ヤング賞投票では4位にノミネートされた。
イオバルディは2023年からレンジャーズでプレー。レンジャーズ時代は、毎年どこかしらを故障しながらも2年連続で12勝と結果を残し、2024年オフに新たに3年総額7500万ドルで契約延長を結んだ。
2025年は、イオバルディと共に2023年に加入したジェイコブ・デグロームと悲願のダブルエース体制を形成。
8月末の時点では規定投球回には届いていないものの、130イニング以上を投げた投手の中では両リーグトップとなる防御率1.73。22登板中14試合でQSと安定感抜群のピッチングを披露しており、規定投球回をクリアできれば、サイ・ヤング賞の可能性も高かったが、右肩の回旋筋腱板を損傷し、無念のシーズンエンドとなってしまった。
球種はカットボール、スローカーブ、SFF。
2025年はいずれの球種も被打率1割台、カッターとスプリットはRun Valueでいずれもプラス10オーバーと圧巻の支配力を誇った。




査定に関して
球持ち◯
ExtensionはMLB上位15%と優秀。
ナチュラルシュート

画像のようにイオバルディのフォーシームはかなりシンカー方向に変化している。
要所◯
2025年は
・ランナー12塁の場面で被打率.188
・1-3塁の場面で.143
・-23塁、フルベースの場面では.000
と一打で大量失点につながる可能性のあるシチュエーションで無類の強さを誇った。
ゴロピッチャー
イオバルディはパワーピッチャーでありながら、キャリアの初期から基本的に打たせてとるピッチングが持ち味。2025年もMLB上位13%に入るゴロ率(51.2%)を記録した。