ブライアン・ウー

SEA(2023-)
通算成績 70登板 28勝15敗 防御率3.21 392奪三振 fWAR6.8
獲得タイトル:特になし
2025年 30登板 15勝7敗 防御率2.94 198奪三振 fWAR3.6
マリナーズのエース
2025年開幕前の時点ではMLB No.1と言われていたマリナーズの先発陣。
しかし、いざ蓋を開けてみると、エースのギルバートは故障、カービーとミラーは不調、カスティーヨは昨シーズン並だったが、エースとは言い難い。そんな状況の中、見事エースとして開花したのが、今回作成したウーだ。
ブライアン・ウーは開幕前の時点では、先発5番手という評価だったが、ノビのあるフォーシームとハイレベルなコントロールでテンポよく試合をつくり、シーズンを終えてみればチームトップの15勝、同じくトップの防御率2.94をマーク。
特に、昨シーズン100イニング以上を投げた投手の中ではトップとなる与四球率0.96をマークしたコントロールは、今シーズンもリーグ3位の1.7、K/BBもリーグ3位の5.5と圧巻だった。
リーグ優勝争いの天王山にあたる9月19日から始まったアストロズとの首位攻防戦では2試合目にマウンドに上がり、5回無失点の好投を披露。マリナーズはこの3連戦でアストロズをスイープし、24年ぶりの地区優勝を決定づけた。
なお、ウーはこの試合で胸筋を痛めてしまい、それ以降は登板ゼロ。リハビリは順調に進んでいるようだが、ポストシーズンで投げられるかは微妙なところ。
球種はスライダー、SFF、Hシンカー。

ウーのシンカーは画像のようにかなりの落差を誇り、Run Valueも+8と高評価。そのため、今作では画像のようなシンキングツーシームをベースにしたオリ変で再現。





査定に関して
ノビA
ウーのノビを感じさせるフォーシームはRun Value+21と現役投手の中ではトップクラスの評価。被打率も.153と優秀だった。
一発
被本塁打率は1.3と投手有利のTモバイルパークを本拠地にしている投手としてはかなり高め。
スロースタート
初回防御率は5.10と立ち上がりに課題あり。
対ランナー×
ランナーを一塁に背負った場面では、被打率が.292と跳ね上がる。