エウヘニオ・スアレス

DET(2014)-CIN(2015-2021)-SEA(2022-2023)-ARI(2024-2025)-SEA(2025-)
通算成績 1630試合 .246 1434安打 325本塁打 949打点 36盗塁 fWAR33.1
獲得タイトル:特になし
2025年 159試合 .228 134安打 49本塁打 118打点 4盗塁 fWAR3.8
Geno
レッズ時代の2019年にベネズエラ出身のメジャーリーガーとしては歴代最多となるシーズン49ホーマーを放った長距離砲。
レッズの再建に伴い、スアレスは2022年開幕前にマリナーズに加入。スアレスはカイル・シーガーの後釜として、マリナーズでもサードのレギュラーとして活躍し、2年間で53本塁打をマーク。
しかし、2023年オフに「三振が多すぎる」とこじつけのような形でダイヤモンドバックスに電撃トレード。当時、このトレードに対しては対価がリリーフピッチャーだったことや、ただでさえ低い得点力をさらに下げることになりかねないとディポトGMは大バッシングを浴びてしまった。
スアレスは野手の墓場Tモバイルパークを脱出したことで、30本塁打とリーグ屈指の強打のサードとして復活。
2025年も4月26日にMLB史上19人目となる1試合4本塁打を筆頭に、ホームランを連発。前半戦を終えた時点で昨シーズンを上回る31本塁打をマークし、ナ・リーグのホームランキング争いは大谷、シュワーバー、スアレスの3人に絞られたと言われるほど。
トレードデッドラインでは、当初同じリーグのカブスに移籍するのではと噂されていたが、マリナーズがまさかの電撃獲得。マリナーズでもアベレージこそは落としたが、53試合で13本塁打とパワーは健在。途中加入組のネイラーと共にクリーンナップの一角として、マリナーズの24年ぶりとなる地区優勝に貢献した。
スアレスは2球団合わせて49本塁打をマークしており、これは両リーグ5位の数字。オフにはFAになるが、強打のサードもしくはDH枠として最低でも2年4000万ドル強の契約はもらえそうだ。




査定に関して
対左F
2025年は左投手に対して、打率.164と大苦戦。
プルヒッター

スアレスは画像のように典型的なプルヒッター。2025年も引っ張り方向に28本塁打を放っている。
アウトコースヒッター

画像のように2025年は比較的、外角のボールをスタンドに運んでおり、Run Valueでもスライダーに対してプラス14といわゆる外スラに強かったことが伺える。
マルチ弾
4月26日の1試合4発を含め、2025年は7回のマルチ弾を記録。
満塁男
2025年は3度のグランドスラムを記録。
扇風機
スアレスはとにかく三振が多く、キャリアを通して3度もリーグ最多三振を記録。2025年も両リーグ合わせて196三振を喫している。