ジョシュ・ネイラー

SD(2019-2020)-CLE(2020-2024)-ARI(2025)-SEA(2025-)
通算成績 745試合 .269 697安打 104本塁打 435打点 55盗塁 fWAR10.1
獲得タイトル:特になし
2025年 147試合 .295 160安打 20本塁打 92打点 30盗塁 fWAR3.1
ネイラー兄
ガーディアンズ時代の2022年にレギュラーを掴んで以来、プレースタイルが目まぐるしく変化している一塁手。
2022年は打率.256、20本塁打という典型的な中距離ヒッターとして台頭したかと思えば、2023年は打率.308、17本塁打とコンタクトヒッター路線でブレイク。
さらに2024年は打率こそは.243とダウンしたものの、キャリアハイの31本塁打とパワーヒッター路線に転向。
2025年はこのままパワーヒッター路線を継続するのかと思われていたが、ファーストとしては両リーグNo.1の30盗塁とまさかのスピードタイプに大変貌。
バッティング自体は2023年に近い、コンタクト重視の中距離ヒッターで、トレードデッドラインで打者の墓場Tモバイルパークを本拠地にするマリナーズに移籍してからも3割近いアベレージをマーク。
また、移籍直後からネイラーは突如、盗塁を仕掛けまくり、54試合で19盗塁、しかも失敗はゼロと脅威的な盗塁センスを発揮。ネイラーはややぽっちゃり体質と見るからに鈍足で、これまでのキャリアハイも10盗塁であったことから、多くのMLBファンは「ネイラーに何が起こったんだ?」と困惑の色を隠せなかった。
ネイラーは兄弟メジャーリーガーで、弟のボー・ネイラーとはガーディアンズ時代に揃ってスタメン出場。また、三男のマイルズ・ネイラーも現在アスレティックス傘下でメジャーデビューを目指しており、2027年ごろには3兄弟揃ってメジャーで活躍している可能性もありそうだ。



査定に関して
走力D・盗塁A
ネイラーのスプリントスピードはMLBワースト3%と超・鈍足。本来であれば走力F相当だが、以前作成したフアン・ソトと同様の理由で、超絶甘めの査定でDに。
なお、ネイラーは盗塁成功率94%とギャンブルスタート切っていたわけでは決してなく、投手の癖を見抜くセンスの高さと、米メディアでは一塁ベースコーチでかつての盗塁王エリック・ヤングJr.のアドバイスが効果的に決まったからだと分析している。
ハイボールヒッター・悪球打ち

ネイラーは三振の少ないバッドボールヒッター。2025年は画像のように特に高めのボールに強かった。
サヨナラ男・満塁男
ダイヤモンドバックスでプレーしていた6月9日のマリナーズ戦11回裏にカルロス・バルガスからサヨナラ満塁ホームランを記録。この時は、2ヶ月後にマリナーズのユニフォームを着てプレーするなどネイラー自身も夢にも思っていなかっただろう。