アブナー・ウリーベ

MIL(2023-)
通算成績 121登板 6勝4敗 防御率2.32 143奪三振 11セーブ 45ホールド fWAR2.2
獲得タイトル:特になし
2025年 75登板 3勝2敗 防御率1.67 90奪三振 7セーブ 37ホールド fWAR1.7
剛腕シンカーボーラー
最速163キロ、平均159キロの超高速シンカーと切れ味鋭いスライダーのツーピッチで打者を制圧するブルワーズのセットアッパー。
ウリーベはルーキーイヤーの2023年に32登板で防御率1.76の好成績をマーク。ところが、2024年は防御率6.91と絶不調に陥り、メンタル面でもレイズのシリと乱闘騒ぎを起こすなど課題が露呈した。
2025年はウリーベにとってのブレイクイヤー。開幕から好リリーフを連発し、クローザーのメギルへとつなげる8回の男として君臨。
月間成績も7月以外は全て防御率1点台。ブルワーズが球団記録となる14連勝を決めた8月に至っては14登板で防御率0.00と完璧に近い投球内容を披露した。
ブリーべは最終的にリーグトップとなる37ホールドをマーク。また、9月に入ってからは故障者リスト入りしてしまったメギルに代わってクローザーとして起用され、7セーブをマークしている。
ブルワーズはヘイダー、ウィリアムズとFA前にクローザーをトレードで立て続けに放出しており、おそらく今オフないし、来季のトレードデッドラインでメギルを放出し、ウリーベをクローザーに据えるのではないかと考えられる。
球種はスライダー、Hシンカー。
ウリーベのスライダーは横変化が大きく、被打率.134、Run Value+7と評価も非常に高かった。
また、高速シンカーは画像のようなオリ変で再現。




査定に関して
ナチュラルシュート
ウリーベは綺麗なフォーシームをほとんど投げない生粋のシンカーボーラー。
ゴロピッチャー
2025年のゴロ率は54.3%で、これはMLB上位8%に入る高さだった。