ブライス・トゥラング

MIL(2023-)
通算成績 448試合 .257 398安打 31本塁打 172打点 100盗塁 fWAR6.8
獲得タイトル:ゴールドグラブ賞1回、プラチナ・ゴールド・グラブ賞1回
2025年 156試合 .288 168安打 18本塁打 81打点 24盗塁 fWAR4.4
Slam Diego
走攻守3拍子揃ったブルワーズ不動のセカンド。
トゥラングはルーキーイヤーの2023年にセカンドのレギュラーに定着。ディフェンス面ではDRS+12とMLB上位クラスの数字を残すも、バッティングでは打率.218と大苦戦。
メジャー2年目の2024年は、セカンド守備に磨きがかかり、全メジャーリーガートップとなるDRS+22と圧巻の数字をマーク。オフには、ゴールドグラブ賞に加え、両リーグ1人ずつしか選ばれないプラチナ・ゴールド・グラブ賞にも輝いた。
また、バッティング面でも打率.254と守備型セカンドとしては及第点の成績をマーク。また、MLBトップクラスのスプリントスピードを活かした積極盗塁でリーグ3位の50盗塁をマークし、スモールベースボールで戦うブルワーズを象徴する選手のではひとりになった。
メジャー3年目の2025年はスイングスピードが上がったことで、これまではワーストクラスだった各種打撃指標も平均よりちょい上くらいに良化し、バッティング面で、軒並みキャリアハイの数字をマーク。
特に課題とされていたアベレージでは、ブルワーズが14連勝を決めた8月に打率.343と快音を鳴らし、最終的にリーグ8位となる打率.288の好成績をマークした。
セカンド守備も相変わらず名手であったものの、DRSはキャリアワーストとなる+7止まり。OAAに至ってはマイナス2にまで下がってしまい、2年続けてのゴールドグラブ賞獲得は難しそうだ。
トゥラングは毎年バッティング面の成長が著しく、打球角度をもう少し付けられれば30-30を達成できるポテンシャルを持っており、ディフェンス面でも貢献できるため将来的にはMLBを代表するセカンドになっている可能性も高そうだ。




査定に関して
流し打ち

画像のからもわかるようにトゥラングはレフト方向のファウルゾーンギリギリのところにヒットを打つのが天才的に上手い。
インコースヒッター

画像のように得意ゾーンはインコース。今シーズンはインコースを上手く捌いて長打にしていた印象が強い。
対ストレート◯
トゥラングは速球系にめっぽう強く、2025年は打率.349の好成績をマーク。
特にカッターに対してはRun Value+10とよく当たっていたようだ。