ドールトン・バーショ

ARI(2020-2022)-TOR(2023-)
通算成績 648試合 .227 487安打 99本塁打 295打点 53盗塁 fWAR13.4
獲得タイトル:ゴールドグラブ賞1回、フィールディング・バイブル・アワード1回
2025年 71試合 .228 59安打 20本塁打 55打点 2盗塁 fWAR2.2
外野と捕手の二刀流
ダイヤモンドバックス時代にMLBでも極めて珍しい外野とキャッチャーの二刀流選手として話題になったメジャーリーガー。
キャッチャーとしても2021年から2シーズン連続で盗塁阻止率3割以上と強肩が光ったが、2022年に外野3ポジションでDRS+20とフルシーズンで外野に専念すればゴールドグラブ賞級の守備力を発揮し、ブルージェイズに移籍してからは外野手に完全コンバート。
ブルージェイズ時代は鮮やかな外野守備でファインプレーを連発。2023年はDRS+27をマークしながらゴールドグラブ賞を逃したが、2024年はセンターとレフト合わせてDRS+28と異次元の数字を叩き出し、悲願のゴールドグラブ賞に輝いた。
2025年は右肩回旋筋腱板の手術の影響で送球スピードが大幅にダウン。その影響もあり、守備指標のDRSは+10と普通の外野手であれば上出来の数字だが、バーショにしてはキャリアワーストの数字に悪化。
さらに、手術の影響で開幕に間に合わなかったのに加えて、ハムストリングの故障の影響で試合数は71試合どまり。それでもバッティングでは20本塁打とシーズン40発ペースでホームランを量産し、シーズン終盤からはクリーンナップの大役も任されるようになった。
バーショは2022年に27本塁打を放つなど、パワーヒッターとしてのポテンシャルを秘めており、2026年は故障さえなければ、ア・リーグのホームランキング争いに絡んできてもおかしくはなさそう。




査定に関して
満塁男
2025年は満塁のシチュエーションで打率5割、2本塁打、OPS2.333と圧巻の成績をマーク。