ニック・ピベッタ

PHI(2017-2020)-BOS(2020-2024)-SD(2025-)
通算成績 254登板 69勝76敗 防御率4.47 1329奪三振 3セーブ fWAR15.5
獲得タイトル:特になし
2025年 31登板 13勝5敗 防御率2.87 190奪三振 fWAR3.7
カナダ🇨🇦のエース
2024年オフに4年総額5500万ドルの大型契約でパドレスに加入した先発右腕。
ピベッタは通算防御率からも分かる通り、レッドソックス時代は防御率4点台の先発4、5番手という立ち位置。FAイヤーの2024年も26先発で防御率4.14とまずまずの成績で当初はQO提示をOKするのではと思われていたが、FA市場に打って出ることを選択。
ピベッタは成績こそはピリッとしなかったが、実はスタットキャストの各種指標はそれほど悪くなく、被本塁打を減らせればエース級になれるポテンシャルを秘めており、そこに比較的投手有利で知られるペドコパークを本拠地とするパドレスフロントが目をつけ、大型契約につながったと言われている。
パドレスとの契約1年目となる2025年は思惑通り、被本塁打率が1.73から1.09に大幅改善。これによりピベッタはリーグ6位の防御率2.87という好成績を叩き出し、パドレスのエースに一躍成長。
また、ピベッタは与四球率2.48とコントロールも優秀で、WHIPにいたってはリーグ2位の0.99と圧巻の数字をマーク。
アメリカの有識者が「ピベッタの今年の活躍は2000年以降にパドレスでプレーした先発の中でトップ3に入る!」と評していたが、まさにその通りのシーズンを送った。
ピベッタはカナダ出身のメジャーリーガー。カナダは打撃陣はされども投手陣は手薄というイメージで、ピベッタがWBCカナダ代表として出場できれば、チームの大黒柱としての役割を任されそうだ。
球種はスライダー、カットボール、ナックルカーブ。



査定に関して
ポーカーフェイス
ピッチングニンジャことロブ・フリードマンいわく、ピベッタは良くも悪くも感情を出さずに淡々と投げるピッチャー。