トレバー・ロジャース

MIA(2020-2024)-BAL(2024-)
通算成績 102登板 24勝37敗 防御率3.83 521奪三振 fWAR10.1
獲得タイトル:新人王
2025年 18登板 9勝3敗 防御率1.81 103奪三振 fWAR3.3
復活した元新人王
開幕前は優勝候補と注目を集めたものの、いざ開幕してみると投打が全く噛み合わず、地区最下位を独走してしまった2025年のオリオールズ。
絶望的なチーム状況で唯一希望の光となったのが、今回作成したロジャースのバウンスバックだ。
ロジャースはルーキーイヤーの2021年に133イニングを投げ、防御率2.64、fWAR4.3の好成績を残し、新人王のタイトルを獲得した有望株。
しかし、2022年以降は度重なる故障と不調で、思うような成績を残せず、2024年も防御率4.92とボロボロの状況。
2025年は開幕こそは故障で間に合わなかったが、6月中旬に先発ローテーションに復帰すると、今までの不調が嘘のような快投を披露。
当初はどこかで揺り戻しが来るのではと疑われていたが、ロジャースは9月を過ぎても防御率1点台をキープし、最終的に100イニング以上投げた先発投手ではリーグ2位となる防御率1.81という圧巻の成績をマーク。この数字はシーズン100イニング以上を投げたオリオールズの投手の球団記録にもなった。
ロジャースが突如としてバウンスバックを遂げた要因としては、コントロールの向上に加え、現在主流となりつつある、Pitch Mixの波に乗り、多彩な球種を操れるようになったことがあげられている。
球種はツーシーム、スラーブ、チェンジアップ。
2025年になってから投げるようになったスイーパー(スラーブ)は被打率.065、Run Value+3と効果的に決まっていた。また、落差の大きいチェンジアップもRun Value+7とこちらも◎。



査定に関して
対ピンチB・要所◯
2025年にこれほどの好成績を維持できたもう一つの要因として、とにかくピンチで打たれなかったことが挙げられており、得点圏被打率はわずか.129、OPSも.334!
また、満塁のピンチでは被打率.000と大量失点につながる場面でも無類の強さを誇った。