バイロン・バクストン

MIN(2015-)
通算成績 898試合 .248 768安打 168本塁打 436打点 117盗塁 fWAR26.9
獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回、ゴールドグラブ賞1回、フィールディング・バイブル・アワード1回
2025年 126試合 .264 129安打 35本塁打 83打点 24盗塁 fWAR5.0
MLBのスペランカー
MLBにおけるスペ体質の代表格。
バクストンは高校時代から打っては5割オーバーのハイアベレージ、投げては150キロ台後半と今でいう二刀流が十分可能なスペックを誇る逸材として注目を集め、ドラフト前の2012年の時点で最高のプロスペクトという高評価。
バクストンはツインズ傘下の2013年にトッププロスペクトランキングでトップに輝き、将来は5ツールプレイヤーとして球界を席巻するのではと期待されるも、2014年のスプリングトレーニングで左手首を故障し、開幕メジャーとはならず。
その後も脳震盪と故障ラッシュで、このころからスペ体質の印象が強くなった。
バクストンは2015年に晴れてメジャーデビューを果たすも、健康に過ごせたのは2016年だけと史上稀に見ぬスペ体質ぶりを発揮。それでも、2021年には61試合で19本塁打、fWAR4.1と試合にさえ出場できれば、MLB最高クラスの成績を残せるポテンシャルを秘めていることは間違いなく、オフにはツインズと7年総額1億ドルの契約延長している。
多くのMLBファンは「バクストン=フルシーズンで出場できない春の妖精」と考えていたが、2025年はこれといった大怪我をすることなくシーズンを完走。バクストンにとっては2016年以来となる規定打席到達となった。
同年は開幕からパワーが炸裂し、チームトップかつキャリハイとなる35本塁打をマーク。また、7月12日には自身初となるサイクルヒット達成と記録づくめ。オフには初のシルバースラッガー賞に輝き、試合にさえ出場できればMLB屈指のバッターであることを証明した。
また、バクストンはMLB屈指の俊足で知られ、2015年から2019年までのスプリントスピードはMLB上位1%とまさに韋駄天。
ベッツを筆頭に多くの俊足と言われていた選手が30代に入ってからスプリントスピードを大きく落とす中、バクストンとトレイ・ターナーだけはメジャーデビューからトップクラスのスプリントスピードを維持し続け、2025年もMLB上位1%、全選手中4位のスプリントスピードを記録していた。
バクストンは膝や、股関節など通常であれば致命傷になってもおかしくはない大怪我を負っているにも関わらず、未だに走力だけは全く衰えていないのは謎でしかない。




査定に関して
守備E
若き日のバクストンはセンター守備の名手でもあり、2017年にはDRS+23とAJクラスの数字をマーク。しかし、最近はその数字も下降気味であり、2025年はついにマイナス5にまで転落してしまった。
本来ならDでも良いが、走力Sをつけた関係で今回はEと厳しめの査定にしている。
盗塁B
今シーズンは24回盗塁を試み、成功率は100%!
高速ベースラン
メジャーデビューから最高クラスのスプリントスピードを維持し続けている偉業を讃えて。
ちなみに今シーズンのスプリントスピードは30.2ft/sと相変わらず爆速。スリーベースヒットも7本とベースランニングは匠の域。
Nishiのひとりごと
バクストンは筆者がMLBを見始めた頃のトッププロスペクト。当時はアンドリュー・マッカッチェンを超える逸材と言われており、球史に残るレジェンドになるのではとワクワクしていました…。
なお、ツインズには同時期ミゲル・サノーというトッププロスペクトも抱えており、当時はバクストン&サノーコンビで、しばらくは安泰と思われていたが、バクストンはスペ体質、サノーは早々にMLBレベルについていけなくなり、結果的には2人とも当初の期待に応えることは出来なかった。
関連選手:ミゲル・サノー