ドリュー・ラスムッセン

MIL(2020-2021)-TB(2021-)
通算成績 99登板 20勝12敗 防御率2.95 301奪三振 2セーブ 4ホールド fWAR9.4
獲得タイトル:特になし
2025年 31登板 10勝5敗 防御率2.76 127奪三振 fWAR2.5
3度の右肘手術から舞い戻ったレイズのエース
MLBでは一般的に肘の手術は2回目以降、復帰確率が大幅にダウンしていく傾向にある。そんな中、3回の右肘手術を受けたにも関わらず鮮やかなカムバックを遂げたのがラスムッセンだ。
ラスムッセンは大学時代に2回のトミー・ジョン手術を経験しており、故障リスクの高さからドラフトでは全体185位指名でブルワーズに入団。
ラスムッセンは2020年にメジャーデビューを果たすと、翌年5月にウィリー・アダメズとのトレードでレイズに移籍。レイズはラスムッセンを故障前の2017年のドラフト全体31位で指名*1するなど、プロ入り前から高評価しており、思惑通りエースへ覚醒。
ラスムッセンは先発転向2年目の2022年に規定投球回には届かなかったものの、11勝、防御率2.84の好成績をマーク。
2023年も5月の時点で防御率2.62と好投を続けていたが、右肘を痛め、故障者リスト入り。同年7月にはトミー・ジョン手術ではなく、大谷が受けたことでもお馴染みのハイブリット型インターナル・ブレース手術を受けた。
3回目の肘の手術ということで復帰を危ぶむ声もあったが、ラスムッセンは2024年8月にMLBの表舞台に再び復帰。2025年は6月にレイズの球団記録に迫る23イニング連続無失点を記録するなど、故障の影響を全く感じさせない好投を続け、最終的にキャリアハイとなる防御率2.76をマーク。
イニング制限の影響で150イニングとまたも規定投球回には届かなかったものの、こちらもキャリアハイを更新しており、7月にはオールスターに選出されるなど最高のシーズンを送った。
ラスムッセンは2025年開幕前に2年総額850万ドルの契約を結んでおり、26年は事実上のFAイヤー。流石に4回目の右肘手術となってしまうと復活は困難であるため、長期契約獲得は難しいが来期の内容次第では2年4000〜3年5000万ドルクラスの契約をオファーするけど球団が現れてもおかしくはない。
球種はツーシーム、カットボール、スライダー。
ラスムッセンのカットボールは被打率.174、Run Value+14と実は先発投手としては最高クラスの性能を誇っている。




査定に関して
ノビB
ラスムッセンのフォーシームは打者から見ると浮き上がってくるような軌道を描くライジングファスト。2025年はRun Value+11とこちらもしっかり機能していた。
ゴロピッチャー
2025年は切れ味鋭いカッターでゴロアウト量産。GB率は49.5%と非常に高く、これはMLB上位18%に入る数字。
関連選手:トレード相手
ウィリー・アダメズ
*1:その時は条件面が折り合わず、入団には至らなかった