アル・ライター

NYM(1987-1989)-TOR(1989-1995)-FLA(1996-1997)-NYM(1998-2004)-FLA(2005)-NYY(2005)
通算成績 419登板 162勝132敗 防御率3.80 1974奪三振 2セーブ fWAR36.5
獲得タイトル:特になし
1998年 28登板 17勝6敗 防御率2.47 174奪三振 fWAR4.8
息子はレンジャーズのジャック・ライター
伝家の宝刀カットボールを武器にメッツなどで通算162勝を挙げたサウスポー。
若手時代は制球難と度重なる故障に苦しみ、規定投球回到達はメジャーデビューから9年目とやや遅咲き。
ライターが頭角をあらわし始めたのはマーリンズに移籍した96年。ライターは同年の5月11日のロッキーズ戦でマーリンズの選手としては史上初となるノーヒットノーラン達成と開幕ダッシュを決め、シーズンを通しても16勝、防御率2.93、200奪三振と主要3部門で軒並みキャリアハイを記録。
一方、制球は荒れに荒れており、ライターは95年から2シーズン連続でリーグ最多の与四球を与え、96年には119四球と今であればイップスを疑われるレベル残したフォアボールを与えてしまっていた。
ライターは97年も11勝とまずまずの成績を残していたが、マーリンズお得意のファイヤーセールの一環でメッツへ放出。
いわゆるノーコン左腕であったライターだが、メッツに加入した98年は与四球率3.3とコントロールが飛躍的に向上し、キャリアハイとなる防御率2.47とサイ・ヤング賞級の投球内容を披露。オフには4年総額3200万ドルでメッツと契約延長を交わした。
メッツ時代はライターは7シーズン連続二桁勝利・規定投球回到達とまさに左のエースと言える活躍で、2000年には16勝を挙げ、チームのワールドシリーズ進出に貢献した。また、2002年4月30日のダイヤモンドバックス戦で勝利投手になり、ライターはMLB史上1人目となる30球団勝利を達成した投手となった。
ライターの息子、ジャック・ライターは利き腕こそ違えど、レンジャーズの期待の若手として台頭しており、親子でエースになれるのか、ジャックの今後にも注目だ。
球種はカットボール、スライダー、カーブ、チェンジアップ。
ライターの決め球カットボールは、ヤンキースのレジェンド左腕ロン・ギドリー直伝のボール。当時はカッターという名前が市民権を得ておらず、ギドリー=スライダーという印象もあり、長いことライターはスライダーだと思って、カットボールを投げていたという逸話がある。



査定に関して
逃げ球
1998年の被本塁打率はわずか0.37。
ナチュラルシュート
ライターの速球はナチュラルに沈む、いわゆるシンキングファスト。
立ち上がり◯
1998年のイニング別防御率を見ると初回1.93、2回0.96、3回1.93と立ち上がりは完璧に近いクオリティ。
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ジャック・ライター