ボビー・アブレイユ

HOU(1996-1997)-PHI(1998-2006)-NYY(2006-2008)-LAA(2009-2012)-LAD(2012)-NYM(2014)
通算成績 2425試合 .291 2470安打 288本塁打 1363打点 400盗塁 fWAR59.7
獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回、ゴールドグラブ賞1回
2004年 159試合 .301 173安打 30本塁打 105打点 40盗塁 fWAR5.7
El Comedulce
「メジャーで最も過小評価されている選手」と呼ばれたこともある5ツールプレイヤー。
アブレイユはズバ抜けた選球眼を誇り、レギュラー2年目の1999年からMLB記録となる8シーズン連続でシーズン100四球以上を記録。
また、アブレイユはパワーとスピードを両立させたバッターであり、1999年から7シーズン連続で20本塁打・20盗塁以上を記録。また、2001年と04年には30-30を達成しており、これはMLBでも13人しかいない快挙となった。
これほどの実績を残しながらアブレイユはオールスターに2回しか選ばれておらず、トリプルスリーを達成した2005年もMVP投票でトップ10にも入らないなど、現役時代はあまり注目されることはなかった。
ディフェンス面でも強肩に定評があり、1998年にはTZプラス28とゴールドグラブ賞級のライト守備を見せつけたが、2005年以降はDRSが一気にマイナスに転じ、晩年はDHとしての出場も増えていった。
アブレイユは輝かしい通算成績を残し、WARもfWAR59.7、rWAR60.2を記録。特にrWARはライトとしてメインでプレーした選手として殿堂入りを果たした選手と比較しても全く遜色がない。
また、通算1476四球はMLB歴代20位の数字であり、通算出塁回数も4051でこれはMLB歴代52位の大記録。
こうした観点からアブレイユの殿堂入りを推す声も度々上がっているが、現状では得票率19.5%と伸び悩んでおり、このペースでは75%に届くのは絶望的だ。
アブレイユはトリプルスリーを達成した2005年以外にズバ抜けたシーズンがなく、また出塁に特化した地味なプレースタイルもマイナスに響いてしまっていると思われる。




査定に関して
守備D
若手時代のアブレイユは守備指標上でも名手と言っても良かったが、2004年はDRSプラス1と平均レベルで、UZRに至ってはマイナス13.2と守備範囲は狭い部類に入ってしまった。アブレイユは2005年にゴールドグラブ賞に輝いたが、同年のDRSはマイナス9とイマイチで、これに関しては「過大評価」だと言われてしまった。
ラインドライブ
アブレイユはシーズン30本塁打を狙えるパワーを持ちながら、あえてライナー性の打球を狙うバッティングをしていたと言われ、とにかくボールを転がし、自慢の俊足で塁にでることを優先していたようだ。