フランシスコ・ロドリゲス

ANA(2002-2008)-NYM(2009-2011)-MIL(2011-2013)-BAL(2013)-MIL(2014-2015)-DET(2016-2017)
通算成績 948登板 52勝53敗 防御率2.86 1142奪三振 437セーブ 88ホールド fWAR16.3
獲得タイトル:最多セーブ3回、最優秀救援投手2回
2008年 76登板 2勝3敗 防御率2.24 77奪三振 62セーブ fWAR1.5
Kロッド
豪快なフォームから三振を奪いまくるピッチングスタイルから「Kロッド」のニックネームで親しまれた名クローザー。
ロドリゲスはルーキーイヤーの2002年にレギュラーシーズンではわずか5登板ながらポストシーズンのメンバーに抜擢されると100マイル近い豪速球とカートゥーンスライダーと呼ばれた切れ味抜群のスラーブを武器に11登板・5勝とセットアッパーとしてフル回転。エンゼルスが世界一に輝いたこともあり、ロドリゲスの名前は全米に一気に轟いた。
ロドリゲスは2003年にトロイ・パーシバルに代わってクローザーに就任し、リーグ最多となる45セーブをマーク。ここからロドリゲスはエンゼルスの絶対的クローザーとして4シーズン連続で40セーブ以上を記録し、2008年にはMLB記録となるシーズン62セーブを挙げ、これは現在もトップの数字として燦然と輝いている。
メジャーデビューからクローザー4年ごろまでのロドリゲスは前述のように豪速球とスライダーのツーピッチで制圧するから本格派タイプだったが、球速が低下してきた2008年ごろからチェンジアップを武器にする軟投派クローザーにモデルチェンジ。
ブルワーズ時代の2014年ごろには速球のスピードが150キロを超えることは無くなったが、投球割合の半分以上をしめるチェンジアップが冴え渡り、被打率は引退年の2017年まで1割台とほとんど打たれることはなかった。
ロドリゲスは現役引退時点でMLB歴代4位、2025年時点で歴代6位となる通算437セーブをマーク。現役引退時点でロドリゲスを上回るセーブ数を上げていたリベラ、ホフマン、スミスは殿堂入りを果たしており、ロドリゲスも殿堂入りの可能性はゼロではないと言われているが、得票数は毎年10%弱とそれほど伸びず。
セイバーの産みの親ビル・ジェームズ氏が提唱するBill James Hall Of Fame Monitorという指標では124点と殿堂入りライン100点を超えており、MLBセーブ記録を樹立したという観点からもワグナーのように有資格10年目までには殿堂入りできるのではないかと言われている。
一方で、ロドリゲスは過去にDV騒動を起こしており、その点はかなりのマイナスポイント。
球種はツーシーム、スラーブ、チェンジアップ。
62セーブをマークした2008年はちょうどモデルチェンジの遷移期であり、どちらの球種も被打率1割台*1と決め球として機能していた。




査定に関して
155キロ
ロドリゲスは前年までは最速100マイル強の豪速球を誇っていたが、2008年は最速155キロと大幅にダウン。この年を境にロドリゲスは軟投派クローザーにモデルチェンジを進めていった。
奪三振
Kロッドの異名の通り、キャリア通算の奪三振率は10.53の高水準。2008年も10.14と当時のリリーバーの中ではトップクラスの奪三振率を誇った。
闘志・全開
ロドリゲスは躍動感溢れるフォームから常に全力投球というイメージが非常に強い。
*1:スラーブ:被打率.186、チェンジアップ:被打率.136