アーニー・クレメント

CLE(2021-2022)-OAK(2022)-TOR(2023-)
通算成績 436試合 .260 342安打 25本塁打 126打点 19盗塁 fWAR5.5
獲得タイトル:フィールディング・バイブル賞1回
2025年 157試合 .277 151安打 9本塁打 50打点 6盗塁 fWAR3.2
現役No.1スーパーユーティリティ
内外野すべてのポジションをハイレベルでカバーできる現役屈指のスーパーユーティリティ。
ブルージェイズ加入前のクレメントは控えの内野手的な立ち位置だったが、ブルージェイズ2年目の24年に故障&不振に陥ったビシェットに代わり、サード兼ショートのレギュラー格に成長。
定評のあった内野守備では、サードでDRSプラス9、ショートもプラス6の好成績を残し、オフにはゴールドグラブ賞のサード部門の最終候補にノミネートされた。
また、バッティングでも打率.263、12本塁打とユーティリティプレイヤーとしては上位クラスの成績を残し、将来的にはゾブリストのようなスーパーユーティリティになれるのではと注目を集めた。
2025年はユーティリティ性により磨きがかかり、新たにプレーしたセカンドでもプラス10とゴールドグラブ賞級の数字をマーク。同年は内野のすべてのポジションを守り、合計のDRSは驚異のプラス22!これはア・リーグの内野手としてはトップの数字だった。
25年のクレメントのハイライトはなんと言ってもポストシーズン。クレメントはポストシーズンでMLB歴代最多記録となる30安打を放ち、打率.411のハイアベレージをマーク。さらに喫した三振数はわずか2つだけ、それでいて8本の長打を放つなどとまさに25年のブルージェイズの「三振の少なさとパワーの両立」を象徴するようなバッティング内容だった。
オフにはゴールドグラブ賞ユーティリティ部門とサード部門にノミネートされたが、2年連続でどちらも受賞に至らなかった。
クレメントはWBCアメリカ代表にも選ばれており、スーパーユーティリティとしてチームの屋台骨を支えることになった。




査定に関して
プルヒッター

2025年に放った9本塁打はすべてレフト方向と長打を狙う時は基本的に引っ張り傾向が強い。
粘り打ち
クレメントはポストシーズンの活躍からもわかる通り、非常に三振が少ないバッター。シーズンを通しても61三振にとどめていた。
悪球打ち

クレメントは抜群のコンタクトセンスゆえ、ゾーンから外れたボール*1に手を出す傾向が強く、BB%はMLBワーストクラス。選んだ四球も27個にとどまった。
守備職人
クレメントはベアハンドキャッチの達人。シーズン中もグラブでとっていたらセーフの打球を華麗に掴み、見事アウトにする場面が何回も見られた。
Nishiのこぼれ話
クレメントは現役メジャーリーガーの中では珍しい日本製(ミズノ)グラブユーザー。現在使っているグラブは2000年代前半に流通した通称“ビッグM”モデルで、クレメント自身が中古で取り寄せたものなのだとか。
*1:特にアウトロー