ブラッド・ケラー

KC(2018-2023)-CWS(2024)-BOS(2024)-CHC(2025)-PHI(2026-)
通算成績 234登板 42勝59敗 防御率4.14 613奪三振 5セーブ 31ホールド fWAR8.8
獲得タイトル:特になし
2025年 68登板 4勝2敗 防御率2.07 75奪三振 3セーブ 25ホールド fWAR1.3
YELDARB
WBCアメリカ代表に選ばれた本格派リリーバー。
ケラーはルーキーイヤーの2018年に20先発で9勝、防御率3.08と鮮やかなデビューを飾るも19年以降は先発ローテーションこそは守ったものの、防御率は良くて4点台、21年からは2シーズン連続で5点台と低迷。
24年オフには一時、千葉ロッテマリーンズに入団するという噂も流れたが、契約には至らず、1月にカブスとマイナー契約を合意した。
ケラーはスプリングトレーニングで本格的にリリーフに転向すると30歳にして速球のスピードが3.5マイル(約6キロ)もアップし、常時150キロ後半の速球でゴリ押すパワーピッチャーに大変身。
ケラーはリリーフ転向1年目にして68登板とフル回転。チームトップタイとなる25ホールドをマークし、シーズン終盤からは不振に陥ったバレンシアに代わってクローザーとしても起用された。
ケラーの防御率2.07という数字は50イニング以上を投げたリリーバーとしてはMLB上位14人、被打率.182は17位、WHIP0.96も20位と各種指標で軒並み最上位クラスの数字を記録。
オフにはブルージェイズら複数の球団が熱視線を送り、最終的にフィリーズと2年総額2200万ドルで合意した。フィリーズではクローザーのデュランにつなぐ“8回の男”として起用されることが濃厚だ。
球種はツーシーム、スライダー、Vスライダー、SFF。
ロイヤルズ時代のケラーは縦に落ちるスライダーと高速チェンジアップを軸に投球を組み立てていたが、25年に新たに習得した横変化の大きいスライダーが被打率.067と猛威を振るった。



査定に関して
真っスラ
画像からも分かるようにケラーのフォーシームはカッター方向へナチュラルに変化する。
ゴロピッチャー
ケラーはロイヤルズ時代からグラウンドボールピッチャーとして知られており、リリーフに転向した25年もゴロ率56.6%を記録。これはMLB上位5%に入る高水準だった。
Nishiのこぼれ話
ロイヤルズ時代のプレイヤーズ・ウィークエンドでは“YELDARB”と一目見ただけでは理解不能なニックネームを登録。これは本名のブラッドリー(Bradley)を逆から綴ったもので、ケラーの「幼い頃、何故か自分の名前を逆に書く癖があり、両親は自分のことを(面白がって)イェルダーブと呼んでいた」というエピソードにちなんでいる。