ハリソン・ベイダー

STL(2017-2022)-NYY(2022-2023)-CIN(2023)-NYM(2024)-MIN(2025)-PHI(2025-)
通算成績 924試合 .247 679安打 88本塁打 322打点 105盗塁 fWAR16.0
獲得タイトル:ゴールドグラブ賞1回
2025年 146試合 .277 124安打 17本塁打 54打点 11盗塁 fWAR3.2
Tots
メジャーデビューからゴールドグラブ賞候補の常連に名を連ねるセンター守備の達人。
ベイダーはルーキーイヤーの2018年に外野のレギュラーを掴み、センターとライトの2ポジション合計のDRSはプラス15とゴールドグラバー級の守備力を発揮。
バッティングでも打率.264、12本塁打とパンチ力も見せつけ、fWAR3.7と通常のシーズンであれば新人王候補に選ばれてもおかしくはない好成績を残したが、同年はアクーニャに加え、ソトという怪物ルーキーが2人もデビューしてしまったためトップ5にも入れず。
ベイダーのルート・ランニングの正確さはMLBトップクラスで、2021年にはDRSプラス18を叩き出し、ゴールドグラブ賞のタイトルを獲得。
また、累計OAAプラス77は同年代にプレーしたセンターの中でもトップと卓越した守備力を見せつけた一方、バッティングでは悪い意味で荒々しさが増し、2022年以降は3シーズン連続で打率.250、出塁率3割以下と低迷し、オフは毎年新チーム探しに明け暮れた。
ツインズとの1年契約で臨んだ2025年はコンタクト面が改善され、前半戦を打率.254、11本塁打とまずまずの成績で終え、トレードデッドラインでコンテンダーのフィリーズに移籍。フィリーズでは50試合で打率.305と下位打線ながらヒットを量産し、2チーム合計でキャリアハイとなる打率.277、17本塁打の好成績をマークした。
自慢のセンター守備でもDRSプラス13、OAAプラス5と相変わらずトップクラスの数字を叩き出したが、25年はPCAがDRSプラス21と頭ひとつ抜けた数字を残したため、ゴールドグラブ賞をはじめとする守備関連のタイトルには縁がなかった。
オフには外野の守備力が崩壊しているジャイアンツと2年総額2050万ドルで契約合意。ベイダーの加入に伴い、イ・ジョンフはライトないしレフトに、レフト守備でDRSマイナス11とやらかしまくったエリオット・ラモスはDHにコンバートされる運びとなった。




Nishiのこぼれ話
国際試合のイスラエル代表は、イスラエル国籍の選手に加えて、ユダヤ系の選手も出場が可能。
過去にはアイク・デービスやイアン・キンズラー、ジョグ・ピーダーソンらユダヤ系アメリカ人が代表としてプレーしており、今回のWBCでもその枠でベイダーとクレーマーが選ばれている。
ベイダーは父親がユダヤ系、母親はシチリア出身という複雑なルーツを持っており、実はイタリア代表としてもプレーできる可能性もあるとかないとか。