セランソニー・ドミンゲス

PHI(2018-2019,2021-2024)-BAL(2024-2025)-TOR(2025)-CWS(2026-)
通算成績 322登板 23勝23敗 防御率3.50 360奪三振 40セーブ 78ホールド fWAR3.3
獲得タイトル:特になし
2025年 67登板 4勝4敗 防御率3.16 79奪三振 2セーブ 20ホールド fWAR0.9
スイーパー習得で再ブレイクした救援右腕
最速161キロ、平均157キロの豪速球が自慢のパワーリリーバー。
ドミンゲスは2018年にメジャーデビューを果たすと、当時のフィリーズが再建期だったこともあり、ルーキーながらクローザーを任され、16セーブをマーク。
当時から速球のスピードは目を見張るものがあったが、追い込んでから空振りを思うように取れないことがネックとなり、フィリーズがコンテンダーに移行したタイミングでセットアッパーに配置転換。
2024年シーズン途中からはオリオールズに移籍し、キンブレルの代わりにクローザーに就任。11回のセーブシチュエーションのうち10回はセーブ成功したものの、防御率は3.95と安定感はイマイチだった。
2025年は今まで投げていた縦のスライダーとチェンジアップを封印し、新たに横変化の大きいスライダー(スイーパー)とスプリッターを導入。このモデルチェンジが功を奏し、ドミンゲスは長年の課題とされていた空振りを奪う力が一気に向上。シーズンを通しての奪三振率は11.35、K%はルーキーイヤー以降では最高となる30.3%をマークした。
同年、ドミンゲスはトレードデッドラインでオリオールズからブルージェイズに移籍。トレードが決まったタイミングがちょうど両チームのダブルヘッダーの合間で、ドミンゲスは徒歩でブルージェイズのベンチに向かい、そのまま2戦目ではオリオールズ相手に登板という珍しい光景が見られた。
ブルージェイズではセットアッパーとして起用され、シーズンを通してキャリアハイとなる20ホールドをマーク。防御率3.16もルーキーイヤー以来、最高の数字で、オフにはホワイトソックスと2年総額2000万ドルの契約を結んだ。
球種はツーシーム、スライダー(スイーパー)、SFF。
新球種のスイーパー、SFFはともに被打率.132以下と切れ味抜群。



査定に関して
コントロールF・荒れ球・抜け球・四球
2025年は与四球率5.17とコントロールは荒れまくり、リーグワーストの12暴投を記録してしまった。
対ランナー◯
フォアボールを与えまくった一方で、ランナー1塁のシチュエーションでは被打率.106とランナーを出しても動じることは全くなかった。
Nishiのこぼれ話
ドミンゲスは大舞台に強いピッチャー。ポルトシーズンには通算29試合に登板し、防御率は1.86。2025年のワールドシリーズでも5登板で防御率1.93の好成績をマークした。
ドミンゲスは前回大会に続き、WBCドミニカ代表にも選ばれており、リリーフエースとしてフル回転してくれることが期待されている。