デニス・サンタナ

LAD(2018-2021)-TEX(2021-2022)-NYM(2023)-NYY(2024)-PIT(2024-)
通算成績 275登板 15勝20敗 防御率4.13 269奪三振 20セーブ 54ホールド fWAR2.7
獲得タイトル:特になし
2025年 70登板 4勝5敗 防御率2.18 60奪三振 16セーブ 13ホールド fWAR1.2
パイレーツの新クローザー候補
メジャー8年目にしてようやくブレイクを果たしたパイレーツのクローザー。
サンタナは2021年から2シーズン連続で55登板以上とリリーバーとして一定レベルの活躍を見せていたものの、制球難が災いし、2023年はわずか9登板止まり。
24年もメッツで23登板で防御率6.26と散々な成績で、シーズン途中にウェイバーでパイレーツに移籍。
パイレーツ首脳陣はサンタナのポテンシャルを高く買っており、コーチ陣のアドバイスを受け、スライダーを軸にしたピッチングスタイルに切り替えたところ、39登板で防御率2.44と頼れるセットアッパーに様変わり。
課題のコントロールもパイレーツに加入してからは与四球率2.2と劇的に向上し、自滅するケースも無くなった。
2025年は、6月19日のタイガース戦で、野次を飛ばしたファンに掴み掛かり、4試合の出場停止と血気盛んな一面を見せたが、前半戦の時点では防御率1.56と圧巻の成績をマーク。長らくパイレーツのクローザーを務めたベッドナーがヤンキースに移籍してからは本格的にクローザーを任され、キャリアハイとなる16セーブをマークした。
なお、イニング別防御率を見ると、8回は0.36とまったく打たれていないのに対して、9回は3.89とややクローザー適正には不安があり、これが今シーズン限りの傾向でなければ、パイレーツは再び守護神探しをしなくてはいけなそうだ。
球種はスライダー、カットボール、チェンジアップ。
パイレーツに移籍してから多投しだしたスライダーは25年も被打率.159、Run Valueプラス7と決め球として機能。また、サンタナはたまにシンカーも投げるが、今回はオミット。




査定に関して
ノビB・球持ち◯
サンタナの投球フォームは左足を三塁方向に踏み込む“クロスボディ”型。そのため右打者にとってはボールが背中から突然現れる感覚に近く、Extensionこそは平均以下でも非常に球持ちが良い模様。
また、やや低めのアームアングルも相まってフォーシームは打者からすると浮き上がるような軌道を描き、シーズン中は高めのフォーシームで空振りを奪うシーンも数多く見られた。
これらの要素が噛み合った結果、サンタナのフォーシームは被打率.151、Run Valueプラス9とMLBでも上位クラスの威力を発揮した。