デーン・ダニング

CWS(2020)-TEX(2021-2025)-ATL(2025)
通算成績 136登板 28勝32敗 防御率4.44 538奪三振 2セーブ 3ホールド fWAR5.2
獲得タイトル:特になし
2023年 35登板 12勝7敗 防御率3.70 517奪三振 3ホールド fWAR1.9
WBC韓国🇰🇷代表に選ばれた技巧派右腕
ゴーグルがトレードマークの軟投派ピッチャー。
ダニングは2016年ドラフトで全体29位でナショナルズから指名された元プロスペクト。
マイナー時代はアダム・イートンやランス・リンといった経験豊富なメジャーリーガーのトレード相手のひとりに選ばれなど、それなりに期待を受けていたようだが、故障の影響でなかなか芽が出ず、レンジャーズ時代の2021年にようやくメジャーの先発ローテーションに定着。
21年、22年と負け越しが続いていたダニングであったが、2023年にキャリアハイかつ初の勝ち越しとなる12勝をマーク。飛躍の要因としては、カッターの投球割合を倍増させたことで、従来のシンカー一辺倒のピッチングから投球の幅が広がったことが挙げられており、同年は投球割合が10%以上の球種が4球種とまさに現在流行中のPitch Mixを先取りするかのようなスタイルを実践していた。
ポストシーズンではブルペンに回り、5登板とフル回転。防御率は5.14と投球内容はイマイチだったが、レンジャーズの世界一にはしっかり貢献した。
2024年は被本塁打が激増した影響*1で、防御率5.31と大炎上。25年開幕前には40人枠からも外されてしまい、途中加入したブレーブスでも7登板で防御率10.80と打ち込まれた。
オフにはKBOやNPBに挑戦し、再起をかけるのではないかと思われていたが、マリナーズとマイナー契約に合意。スプリングトレーニングやWBCでMLBでもまだまだ通用することをアピールしたいところだ。
球種はカットボール、Vスライダー、チェンジアップ。




査定に関して
球持ち◯
ExtensionはMLB上位16%を記録。
ナチュラルシュート・ゴロピッチャー
ダニングはフォーシームをほとんど投げないフルタイムのシンカーボーラー。この手のタイプの例に漏れず、ダニングもゴロ率の高いグラウンドボールピッチャーであり、2023年のゴロ率(47.2%)はMLB上位26%に入る水準だった。
Nishiのこぼれ話
ダニングの母親は韓国出身という縁もあり、第6回WBCでは韓国代表としてプレーする。ダニングは日本人バッターが苦手とする「動く速球」を武器にするタイプのピッチャーなだけに日本戦で登板する可能性も高そうだ。
*1:2023年は1.04だった被本塁打率が24年から2年続けて1.7オーバーにまで悪化してしまった