ライアン・ヤーブロー

TB(2018-2022)-KC(2023)-LAD(2023-2024)-TOR(2024)-NYY(2025-)
通算成績 215登板 56勝41敗 防御率4.22 654奪三振 4セーブ 2ホールド fWAR6.8
獲得タイトル:特になし
2018年 38登板 16勝6敗 防御率3.91 128奪三振 fWAR0.9
オープナー戦術誕生に一役買ったスウィングマン
現在のMLBでは「初回にリリーフ投手を登板させ、2イニング目から実質的な先発投手やロングリリーバーにスイッチする」という“オープナー戦術”を取り入れて、先発の頭数をカバーするチームが増加中。
そんなオープナー戦術誕生に一役買ったのが、今回作成したヤーブローだ。
2018年のレイズは先発投手に故障が相次ぎ、それをカバーすべく、ケビン・キャッシュ監督が上述のオープナー戦術を初導入。
レイズのオープナー戦術では、初回にライン・スタネックをマウンドに送り出し、2イニング目以降をヤーブローに託すという必勝スタイルが上手くハマり、ヤーブローはわずか6先発ながらロングリリーフで勝ち星を稼ぎ、最終的にチーム2位の16勝をマークした。この16勝というのは同年にデビューしたルーキーの中ではトップかつ、レイズの新人記録を更新する数字となった。
ヤーブローは2019年もオープナー戦術の2イニング目以降を担当するバルクガイとしてマウンドに上がり、2019年も11勝、9月上旬までは防御率3点台半ば(最後に打ち込まれ、シーズン防御率は4.13に悪化)とまずまずの成績を残し、レイズのポストシーズン進出に貢献した。
2020年以降は、本職である先発として起用されることが増えたが、平均球速はMLBワーストクラスの138キロといかんせん球威不足で、2021年には防御率5.11と大炎上。2022年も防御率4.50と奮わず、同シーズンをもってレイズからDFAされてしまった。
2023年以降は左のロングリリーフやスウィングマンを求めるチームを転々とし、2023年からはドジャースでもプレー。2024年も前半戦の時点では32登板、4勝、防御率3.74と悪くない成績を残していたが、フラハティの加入で先発枠が埋まったことでブルージェイズに放出されてしまった。
ヤーブローは先発からロングリリーフ、対左打者のワンポイントと柔軟に起用でき、その点を評価され、2026年のWBCでは故障離脱したジョー・ライアンの代役としてヤーブローがアメリカ代表入りを果たした。
球種はカットボール、スラーブ、チェンジアップ。
ヤーブローのスライダー(スイーパー)は以前はカーブに分類されており、今回は間をとってスラーブで再現。




査定に関して
対左B
左打者に対しては被打率.201、OPS.649とよく抑え込んでいた。
勝ち運
2018年のRS/9は5.43とリーグ平均を1点近く上まわっており、この援護がほぼリリーフ登板のみで16勝という勝ち星につながった。
ナチュラルシュート

画像からもわかる通り、ヤーブローのフォーシームはほぼシンカーと言っても過言ではない軌道を描く。