ヘルマン・マルケス

COL(2016-2025)-SD(2026-)
通算成績 203登板 68勝72敗 防御率4.67 1069奪三振 fWAR17.6
獲得タイトル:特になし
2018年 33登板 14勝11敗 防御率3.77 230奪三振 fWAR4.1
高回転パワーカーブを操るロッキーズのエース
ロッキーズの先発の中から歴代ベストローテーションを作れと言われたら、間違いなく選出されるであろう好投手*1。
マルケスはこれまでのロッキーズにほとんどいなかった、本格派のグラウンドボールピッチャー。
ボールが非常に飛びやすいクアーズ・フィールドで戦うならこれしかないというピッチングスタイルと、アレナードを筆頭とする強固な内野陣という二つが噛み合い、ルーキーイヤーの2017年から2022年にかけて6シーズン連続で規定投球回に到達。球団としては歴代3位となる68勝をマークしている。
2018年には14勝、防御率3.77、リーグ4位かつ球団記録となる230奪三振とロッキーズの先発右腕としては最高クラスのピッチングを披露。また、バッティングでも打率.300、1本塁打と結果を残し、オフにはシルバースラッガー賞にも選ばれた。
同年のロッキーズはマルケスに加え、フリーランドが球団記録となる防御率2.85をマークと長年課題であった先発投手陣が奮闘し、2年連続でポストシーズン進出という快挙を成し遂げた。
マルケスは2023年シーズン途中にトミー・ジョン手術を受け、24年も1登板どまり。
久しぶりのフルシーズンとなった25年は共に先発ローテーションを担った戦友センザテラともども防御率6点台。パーセンタイルランキングも見事に真っ青と散々な成績に終わり、彼らの不調も響き、ロッキーズは43勝119敗、勝率.265とフライボール時代以降では、おそらく史上3番目に悪い成績でシーズンを終えた。
マルケスは25年オフにパドレスと1年100万ドルでメジャー契約を結んでおり、再起に期待したいところ。
なお、2月の時点でマルケスはWBCベネズエラ代表のロースターに入っており、軸となる先発のひとりとしての役割を期待されていたが、保険の折り合いがつかなかったのか、いつの間にかロースターから消えていた。
球種はスライダー、ナックルカーブ、チェンジアップ。
マルケスのナックルカーブは当時、球界最高クラスのカーブと言われており、2018年も被打率.148と決め球としてしっかり機能していた。また、スライダーもレベルが高く、同年は被打率.162、Run Valueプラス12をマークしていた。




査定に関して
ノビF
センザテラ同様、マルケスも速球を痛打される場面が目立ち、2018年も被打率.312と捉えられていた。なお、2025年は被打率.358、Run Valueマイナス24とMLBワーストクラスであり、いくらトミー・ジョン手術明けとはいえ、目も当てられない内容だった。
*1:他のメンバーを選ぶとしたら、ウバルド・ヒメネス、ホルへ・デラロサ、アーロン・クック、カイル・フリーランドといったメンバーになるだろう