ジェイムソン・タイヨン

PIT(2016-2019)-NYY(2021-2022)-CHC(2023-)
通算成績 224登板 82勝60敗 防御率3.87 1073奪三振 1セーブ fWAR18.8
獲得タイトル:特になし
2024年 28登板 12勝8敗 防御率3.27 125奪三振 fWAR2.3
Jamo
多彩な球種をハイレベルなコントロールで自由自在に操る技巧派右腕。
タイヨンは2010年ドラフトで全体2位(ちなみに1位はブライス・ハーパー)でパイレーツに指名されたトッププロスペクト。
しかし、メジャーへの道のりは険しいもので、2014年にトミー・ジョン手術、パイレーツ時代の2017年には精巣がんと診断され、チームを離脱。なお、タイヨンは手術からわずか5週間でメジャーに復帰し、劇的なカムバックとして当時は相当の話題になった。
パイレーツ時代の2018年には最速159キロ、平均153キロの速球を武器に14勝、防御率3.20とブレイクし、ここからMLBを代表する投手の仲間入りを果たすかと期待されたが、2019年に2度目のトミー・ジョン手術と再び故障に苦しんだ。
2020年オフにミゲル・ヤフーレ、ロアンシー・コントレラスとNPBにゆかりのある2人の投手が絡むトレードでヤンキースに移籍。FAイヤーの2022年には自己最多タイの14勝をマークし、オフにカブスと4年総額6800万ドルの大型契約を結んだ。
かつては速球派として鳴らしたタイヨンであったが、カブスに移籍してからは球速の低下が顕著になり、95マイル(153キロ)を出すのがやっとの状態に。
それでも2024年はフォーシーム主体からカッターをメインとしたピッチングスタイルに切り替えると、12勝、キャリアで2番目に良い防御率3.27をマークし、復活を印象づけた。
また、同年は投手有利で知られるカブスの本拠地リグレー・フィールドとの相性も抜群で、ホームでの防御率は2.18とサイ・ヤング賞クラスの内容だった。
2025年も故障の影響で23先発にとどまったが、11勝、防御率3.68とまずまずの成績を残し、オフにはWBCカナダ代表メンバーに選ばれた。
球種はカットボール、スライダー、カーブ。
前述の通り、2024年はカッターが非常に効果的に決まり、Run Valueではプラス15をマークしている。他にもタイヨンはシンカー、チェンジアップも操るが、さすがに4球種以上にするのは強すぎるので今回はオミット。




査定に関して
対ピンチB
2024年は得点圏の場面で被打率.192、OPS.575と粘り強いピッチングを披露。
一発
ヤンキース時代以降のタイヨンは一発病に悩まされており、被本塁打率が1.5を超えたシーズンが3回もある。今回作成した2024年は1.14と比較的マシな部類であったが、2025年は1.67と一発に泣く場面が目立った。