トレバー・ストーリー

COL(2016-2021)-BOS(2022-)
通算成績 1065試合 .265 1070安打 204本塁打 636打点 160盗塁 fWAR26.9
獲得タイトル:盗塁王1回、シルバースラッガー賞2回
2025年 157試合 .263 161安打 25本塁打 96打点 31盗塁 fWAR3.0
完全復活の兆しを見せたトゥロウィツキの後継者
ルーキーイヤーの2016年にメジャーデビューから最初の6試合でMLB記録となる7ホーマーを放ち、全米にその名を轟かせた“トゥロウィツキ”の後継者。
この年のストーリーはシーズン40本も狙えるペースで打ちまくっていたが、8月頭に左親指の靭帯を痛め、無念のシーズン終了。それでもシーズン打率.272、27本塁打と全盛期のトゥロウィツキを彷彿とさせる素晴らしい成績でシーズンを終え、新人王投票でも4位に選ばれた。
2018年からは2年連続で打率.291・35本塁打オーバーとアベレージとパワーを両立させた球界でもトップクラスのショートとして台頭し、2年連続オールスター出場、シルバースラッガー賞ともはやトゥロウィツキを超えるショートになろうとしていた。
ストーリーは2021年オフにFAとなり、レッドソックスとオプトアウト権込みの6年総額1億4000万ドルの大型契約を結び、コロラドから下山。
レッドソックスには当時、ザンダー・ボガーツという絶対的ショートがいるためポジションが被り、また「打者有利のクアーズ・フィールドだからあそこまで打てただけで実力を考えるとオーバーペイでは?」という不安の声も上がっていた。
こうした懸念要素は見事に的中し、2023年は94試合で打率.238、16
本塁打と大ブレーキ。また、この年からストーリーはセカンドにコンバートしたが、正直なところボガーツより守備が上手いストーリーをわざわざセカンドで起用した意図もよく分からなかった。
2023年からは相次ぐ故障に悩まされ、2年でわずか69試合の出場にとどまり、ストーリーとの契約は大失敗と言われだしたが、レッドソックス4年目となる2025年は157試合に出場し、25本塁打と完全復活。
ストーリーは2020年に盗塁王のタイトルを獲得するなど、俊足にも定評があり、2025年はキャリアハイとなる31盗塁(しかも失敗は1回だけ!)をマーク。レッドソックスのショートとしては史上3人目となる20本塁打・20盗塁をクリアした選手になった。
バッティングと走塁面では素晴らしいパフォーマンスを発揮した一方で、ロッキーズ時代の2019年にDRSプラス21をマークしたショート守備には翳りが見られ、25年はキャリアワーストのDRSマイナス7。このまま守備が悪化の一途を辿った場合、再びコンバートも視野に入ってきそうだ。



