マイク・ムシーナ

BAL(1991-2000)-NYY(2001-2008)
通算成績 537試合 270勝153敗 防御率3.68 2813奪三振 fWAR81.2
獲得タイトル:最多勝利1回、ゴールドグラブ賞7回
1992年 32試合 18勝5敗 防御率2.54 130奪三振 fWAR5.3
Moose
伝家の宝刀ナックルカーブを武器に270勝をあげたレジェンド右腕。
ムシーナはメジャー2年目の1992年に18勝、防御率2.54、リーグトップの勝率.783、サイ・ヤング賞投票で4位と大ブレイクを果たすと、ここからMLB記録となる17シーズン連続で二桁勝利を記録。
1995年にはリーグ最多の19勝をマーク。オリオールズ時代は20勝目前に迫ったシーズンが3回と絶対的エースとして活躍した。
ムシーナは2000年オフに6年総額8850万ドルでヤンキースに加入。ヤンキースでもロジャー・クレメンスと共に先発ローテーションの柱として活躍し、2004年4月12日のホワイトソックス戦で200勝を達成。
2004年からは球速の低下もあり、2シーズン連続で防御率4.41オーバーと苦しんだが、2006年に15勝、防御率3.51と復活し、オフには2年総額2300万ドルでヤンキースと再契約を結んだ。
2007年8月11日のインディアンズ戦ではヤンキースの選手としての100勝を達成。しかし、同年はキャリアワーストの防御率5.15に沈み、規定投球回にも届かなかった。
ヤンキースとの契約最終年の2008年は、インコースを強気で攻めるピッチングスタイルにモデルチェンジ。このスタイルが功を奏し、ムシーナは39歳にして、キャリア最多となる20勝をマーク。20勝をマークしながら引退というのは、コーファックスを含め3人しかいない偉業となった。
ムシーナは現役引退時点で歴代23位のrWAR82.8をマークしていたが、当時はまだWARの概念が記者間にそれほど広まっておらず、最初の殿堂入り投票では得票率20.3%どまり。
得票率が伸び悩んだ背景にはサイ・ヤング賞のタイトルを獲得していないことや、通算の防御率が3.68と過去の殿堂入り投手よりもやや高かったことが挙げられる。
その後、 WARの概念が広まると得票率をぐんぐん伸ばし、有資格6年目の2019年に殿堂入りを果たした。
球種はツーシーム、カットボール、ナックルカーブ、チェンジアップ。




査定に関して
対ピンチB
1992年の得点圏被打率は僅か.175、OPSも.486に抑え込んでいる。
尻上がり
9回の防御率は10イニングを投げ、驚異の0.00。
打球反応◯
ムシーナはフィールディングにも定評があり、キャリアを通して7回ゴールドグラブ賞に輝いている。ムシーナの特筆すべき点はエラーの少なさであり、守備率1.000だったシーズンは7回!1996年からは3シーズン連続で無失策という偉業を成し遂げている。
Nishiのこぼれ話
ムシーナはスタンフォード大学を卒業した秀才。ちなみに卒論のテーマは「高卒で契約するのと大卒で契約するのでは、どれだけ経済的な影響に違いが出るのか」というものだった。