ジョー・サンビート

HOU(1976-1983,1984)-NYM(1985)-BOS(1986-1987)
通算成績 461登板 37勝38敗 防御率3.03 489奪三振 84セーブ fWAR7.1
獲得タイトル:特になし
1979年 63登板 8勝7敗 防御率1.77 83奪三振 22セーブ fWAR1.4
ヒューストンの火消し屋
伸びのある速球と右打者の内角を抉る、切れ味抜群のスライダーのコンビネーションが自慢のリリーバー。
サンビートはメジャー2年目の1977年にリリーフエースとして頭角をあらわし、ここから5シーズン連続で49登板以上とフル回転。
1979年には実質的なクローザーとして起用され、キャリアハイとなる22セーブをマーク。
同年はオールスターにも選出され、6回裏、1死1・3塁の大ピンチでリリーフ登板。ここから後に殿堂入りを果たす強打者レジー・ジャクソン、ジョージ・ブレッドを見事打ち取り、その劇的な火消しからサンビートの名前は全米に轟いた。
また、同年は5月3日から7月14日にかけての27登板で、40.2イニング連続無失点という快挙を成し遂げ、これは今でもアストロズのリリーフ投手としての球団記録となっている。
サンビートは続く1980年も64登板で防御率2.19、17セーブの好成績を残し、サイ・ヤング賞投票でも5位にランクイン。81年も防御率1.84と難攻不落のリリーフエースとして君臨していたが、翌年に左肘を痛め、トミー・ジョン手術を受けることになった。
サンビートは約2シーズンにわたるリハビリを経て、1984年に復帰。しかし、自慢のスピードは元に戻らず、レッドソックス時代はクローザー失格の烙印を押され、主に左のワンポイントとして起用されていた。
現役引退後はヘンドリクス・スポーツ・マネジメントに入社し、敏腕代理人として活躍。クライアントにはアンディ・ペティット、モーガン・エンスバーグらアストロズOBに加え、現役選手ではポール・ゴールドシュミットがいる。
球種はツーシーム、スライダー、スラーブ。



査定に関して
対ピンチB
得点圏被打率.165、OPS.509と、サンビートはピンチの場面に強いリリーバー。
奪三振
サンビートが活躍していた1970年台後半から80年台前半は、現代ほどリリーフの奪三振率が高くなく、イニング数を上回るのはごく稀。そんな中、サンビートは1978年に88イニングで96奪三振、奪三振率9.82とイニング数を大幅に上回る奪三振を記録。1979年も奪三振率8.18と当時のリリーバーとしてはトップクラスの水準を誇った。