マックス・シャーザー

ARI(2008-2009)-DET(2010-2014)-WSH(2015-2021)-LAD(2021)-NYM(2022-2023)-TEX(2023-2024)-TOR(2025-)
通算成績 483登板 221勝117敗 防御率3.22 3489奪三振 fWAR73.6
獲得タイトル:サイ・ヤング賞3回、最多勝利4回、最多奪三振3回
2018年 33登板 18勝7敗 防御率2.53 300奪三振 fWAR7.5
Mad Max
3度のサイ・ヤング賞に輝いた2010年代最強の先発投手のひとり。
シャーザーは2006年ドラフトで全体11位指名でダイヤモンドバックスに入団したプロスペクト。
2009年オフにカーティス・グランダーソンらが絡む三角トレードでタイガースに加入すると課題であった制球難を克服し*1、2012年からは同僚のバーランダーに並ぶ球界屈指の先発投手へと台頭。
2013年には開幕13連勝と最高のスタートを切り、リーグ最多の21勝、防御率2.90、240奪三振を記録。自身1回目となるサイ・ヤング賞の栄冠を手にした。
シャーザーはFAイヤーの2014年もリーグ最多タイの18勝、キャリアハイとなる252奪三振と圧倒的な成績をマーク。この年のタイガース先発陣はバーランダー、シャーザー、プライス、ポーセロ*2とサイ・ヤング賞とズラリと揃うとんでもなく豪華なメンバーで構成されていたが、ポストシーズンであっさり敗退してしまった。
シャーザーは同年オフに7年総額2億1000万ドルという当時として最高クラスの大型契約でナショナルズに移籍。通常、この手の大型契約を結んだ投手は、最初の数シーズンだけ活躍し、契約後半は不良債権になることが多いが、シャーザーは7シーズン全ての年度でエース級のピッチングを披露。
契約1年目の2015年は2度のノーヒットノーラン達成。続く2016年からは2年連続でサイ・ヤング賞受賞と無双状態に突入。
2018年にはキャリアハイを大幅に更新するシーズン300奪三振達成、4度目となる最多勝のタイトル獲得。投球回(220.2イニング)、WHIP(0.91)、完投(2回)といった主要スタッツも軒並みリーグトップの数字を残し、通常のシーズンであれば4度目のサイ・ヤング賞も当確クラスの成績だったが、この年にメッツのデグロムが防御率1.70ととんでもない成績を叩き出し、惜しくも逃す結果となった。
2019年は主要タイトルには久しぶりに縁がなかったが、243奪三振、防御率2.93と支配力は健在。ポストシーズンでは6先発で3勝無敗、防御率2.40の好成績を残し、ナショナルズ悲願のワールドシリーズ制覇に大貢献した。
2021年にはトレードデッドラインでトレイ・ターナーとセットでドジャースに移籍。9月12日のパドレス戦では史上19人目となる3000奪三振のマイルストーンに到達。シーズン成績も15勝、キャリアハイとなる防御率2.46、WHIP0.86と契約最終年とは思えない内容で、シャーザーは名実共に史上最高のFA選手のひとりとなった。
2022年には当時のMLB史上最高額である1年4333万ドルでメッツに移籍。故障の影響で規定投球回には惜しくも届かなかったが、防御率は2.29と好成績を維持した。
ここまでは球界最高の先発投手と言っても過言ではない投球内容を続けてきたシャーザーであったが、年齢には抗えず、2023年以降は苦しいピッチングが続いている。
それでも奪三振マシーンとしての力は健在で、2026年6月11日のフィリーズ戦でMLB史上11人目となる通算3500奪三振のマイルストーンに到達。年齢も41歳とキャリアは長くて1〜2年のため、通算4000奪三振の壁には届かなそうだが、ブライレブンが記録した歴代5位の3701奪三振はギリギリ射程圏内。2026年シーズンでどこまで三振を積み上げられるか注目したい。
球種はスライダー、カットボール、カーブ、サークルチェンジ。
決め球のスライダーは当時、「どの投手が投げるスライダーよりも打ちにくい」と恐れられており、2018年も被打率.195、Run Value+11と破壊力抜群。



査定に関して
ノビA
シャーザーの最大の武器はサイドハンドから放たれるフォーシーム。2018年には両リーグ最高となるRun Value+31と異次元の数字を叩き出している。
ドクターK
シーズン300奪三振の大台に乗ったことを讃えて。ちなみに同年の奪三振率は12.2とこれまた先発投手としては異次元の数字。
また、シャーザーは2016年にMLBタイ記録である1試合20奪三振を記録しており、先発投手が100球でマウンドを降りるのがセオリーになった現状、こちらもアンタッチャブルレコードになる可能性大。
闘志
シャーザーはマッド・マックスのニックネームからも分かるように、かなり激しい性格の持ち主。特にマウンドに上がると鬼のようなメンタルに豹変し、まだいける場面でピッチャー交代を告げようものなら、憤怒の表情を浮かべ、監督をベンチに追い返す始末。ブルージェイズのスナイダー監督は「殺されるかと思った」という何とも言えないコメントを残している。なお、この激しい性格のせいか、タイガース時代にダブルエースとして肩を並べたバーランダーとの関係は険悪とのこと。
内角攻め
2018年はリーグ最多の12死球と苛烈な内角攻めも辞さない。
フライボールピッチャー
シャーザーは被弾が多いフライボールピッチャー。2018年もゴロ率はMLB下位11%、2016年にはリーグワーストとなる31本のホームランを献上している。
Nishiのひとりごと

パワプロ2026のパワターは両目で異なる色を設定可能!これにより念願のシャーザーのオッドアイを再現できました。