アダム・ジョーンズ

SEA(2006-2007)-BAL(2008-2018)-ARI(2019)-オリックス(2020-2021)
通算成績 1823試合 .277 1939安打 282本塁打 945打点 97盗塁 fWAR28.8
獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回、ゴールドグラブ賞4回
2013年 160試合 .285 186安打 33本塁打 108打点 14盗塁 fWAR4.9
本物が、来た!
2年総額800万ドル、「本物が、来た!」というキャッチコピーで鳴り物入りで迎え入れられた大物助っ人。
ジョーンズはマリナーズ傘下時代にNo.1プロスペクトと呼ばれた有望株。しかし、マリナーズでは才能が開花せず、2008年シーズン開幕前にエリック・ベタードとのトレードでオリオールズに放出されてしまった。
皮肉なことにオリオールズ加入を機にジョーンズは、トッププロスペクトとしての才能をメキメキと発揮。オリオールズの不動のセンターとして12シーズン連続で規定打席に到達、2011年からは7シーズン連続で25本塁打以上と安定感も抜群だった。
2012年5月には6年8550万ドル(出来高を含めると1億ドル規模)で契約延長を交わし、これは当時のオリオールズとしては最高額、センターをメインで守っている選手の中でもマット・ケンプに次ぐ契約規模となった。
この期待に応えるように2013年には打率.285、キャリアハイとなる33本塁打・108打点という好成績を残し、自身初となるシルバースラッガー賞のタイトルも獲得。また、強肩を武器にリーグ最多の11捕殺をマークし、2年連続となるゴールドグラブ賞にも輝いた。
なお、この頃にはセイバーの概念がMLBファンの間にも浸透しており、当時から「DRSマイナス(2012年はマイナス13、2013年もマイナス1)の選手がトラウトらを抑えてゴールドグラブ賞に輝くのはおかしい」と記者への批判が殺到していた。
2018年にはさすがにセンターでプレーするのは厳しくなり、セドリック・マリンズに譲る形でライトにコンバート。アベレージこそは打率.281と相変わらず優秀だったが、オリオールズ加入後としてはワーストとなる15本塁打とピークは過ぎており、オフにFAとなった。
この時点でジョーンズは安打数(1781安打)・本塁打数(263本)で球団5位記録を樹立しており、センターとしての出場数(1556試合)はオリオールズの球団記録になっている。
オリックス時代は本人曰く、スプリット系のボールへの対応にかなり苦しみ、1年目は打率.258、12本塁打と厳しい成績に。
2年目となる2021年は代打での起用が中心になったが、全く不貞腐れることはなく、チームに帯同。シーズン打率こそ.234と微妙だったが、代打での打率は.423と「本物」にふさわしい勝負強さを発揮。
日本シリーズでは第1戦でマクガフからサヨナラ勝ちにつながるフォアボールを選び、第5戦では同点の9回表にマクガフから勝ち越しとなる代打ホームランを記録。このマクガフとの対戦は日本シリーズの名場面として記憶に残っている野球ファンも多いだろう。



