エリック・フェッディ
WSH(2017-2022)-NCダイノス(2023)-CWS(2024)-STL(2024-)
通算成績 133登板 30勝42敗 防御率4.82 506奪三振 fWAR4.8
獲得タイトル:特になし
2024年 31登板 9勝9敗 防御率3.30 154奪三振 fWAR3.4
韓国球界から華麗なるカムバック
フェッディは2014年に全体18位でナショナルズから指名されたプロスペクト。
ナショナルズ時代は先発ローテーションに入るも102登板で防御率5.41と大苦戦。
2023年に再起をかけKBOのNCダイノスと1年契約を結ぶと、新天地でマスターしたスイーパーが冴えわたり、20勝、防御率2.06、204奪三振で投手三冠を達成。
オフにはKBO、NPB(巨人)、MLBの3つ巴の末、ホワイトソックスと2年1500万ドルの契約を結び、メジャーにカムバック。
2024年は暗黒ホワイトソックスでクロシェとともに先発ローテーションを支え、7月末の時点で7勝、防御率3.11の好成績をマーク。トレードデッドラインでは三角トレードでカーディナルスに移籍した。
カーディナルスでは10先発で防御率3.77とまずまずの働きを見せるも援護には恵まれず、2勝どまりで惜しくも二桁勝利には届かなかった。
フェッディの活躍でKBOで好成績を残した助っ人投手への期待値は再び上昇し、今オフもNCダイノスで13勝、防御率2.69をマークしたカイル・ハートに複数球団が熱視線を送っているとか。
球種はスライダー、カットボール、サークルチェンジ。
ナショナルズ時代はカーブをメインにしていたが、ホワイトソックス復帰後は1球も投じていなかったためオミット。
スライダー(スイーパー)は被打率.165と威力は抜群だった。
Nishiのこぼれ話
フェッディはfWARとrWARの乖離が大きいピッチャー。2024年のfWARは3.4と先発2〜3番手クラスだったが、rWARでは全投手6位となる5.6をマークしている。