テイラー・ウォード

LAA(2018-2025)-BAL(2026-)
通算成績 704試合 .247 615安打 113本塁打 345打点 24盗塁 fWAR11.0
獲得タイトル:特になし
2025年 157試合 .228 132安打 36本塁打 103打点 4盗塁 fWAR2.9
エンゼルス低打率スラッガートリオ
マイク・トラウト、ジョー・アデルと共にエンゼルス打線を牽引した低打率スラッガー。
ウォードは2018年にメジャーデビューを果たすも、なかなか出場機会に恵まれず、マイナーとメジャーを行ったり来たりしていたが、2022年にライトのレギュラーを勝ち取り、打率.281、23本塁打とブレイク。
23年も97試合で14本塁打とまずまずの成績を残していたが、7月28日のブルージェイズ戦でアレク・マノアのボールが顔面に直撃。顔に3枚のプレートを入れる大手術を受ける重傷を負い、シーズン後半は全休になってしまった。
24年は大谷がドジャースに移籍、トラウトも故障でプレーできないという中、ネト、オホッピーと共に奮闘し、25本塁打の好成績を残した。
ウォードはこれまでの実績からシーズン20本塁打前後の中距離砲というイメージが定着しつつあったが、25年は5月に10本塁打とホームラン量産体制に入り、キャリアハイを大幅に更新する36本塁打とパワーヒッターの仲間入り。また、同年は75四球を選ぶなど、選球眼も格段に向上した。
ウォードは大谷がエンゼルスに在籍していたころから、アデルと共にトレードの噂が絶えなかったが、エンゼルスフロントがFAまであと1年、キャリアハイの成績を残した25年オフを売り時と判断し、11月18日にオリオールズのグレイソン・ロドリゲスとのトレードが決まり、日本でも大きな話題に。
ロドリゲスは24年に13勝とエースとしてのポテンシャルは高い一方、25年は故障で全休しており、健康状態には不安が大きく、噂ではエンゼルスフロントがメディカルチェックをせずにこのトレードを断行したとされ、場合によってはウォードを手放すだけの結果になることも考えられそうだ。



