カルロス・ベルトラン
KC(1998-2004)-HOU(2004)-NYM(2005-2011)-SF(2011)-STL(2012-2013)-NYY(2014-2016)-TEX(2016)-HOU(2017)
通算成績 2586試合 .279 2725安打 435本塁打 1587打点 312盗塁 fWAR67.8
獲得タイトル:新人王、シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞3回、ロベルト・クレメンテ賞1回
2006年 140試合 .275 140安打 41本塁打 116打点 18盗塁 fWAR7.8
2000年代最高のセンター
5ツール全てを高いレベルで兼ね備えたスイッチヒッター。
ベルトランはスイッチヒッターとして
・歴代4位の435本塁打
・歴代7位のシーズン41本塁打
・史上初の300-300(435本塁打・312盗塁)
など輝かしい実績を記録。
また、ロイヤルズ時代はシーズン30盗塁以上を4回達成するなど足も使え、キャリアを通しての盗塁成功率86.4パーセントは200盗塁以上の選手としては歴代1位の記録でもある。
2017年に現役を退いた時点では有資格1年目での殿堂入りは固いと言われていたが、2019年オフにアストロズサイン盗み問題の首謀者であったことが発覚し、評価は急落。当時就任が決まっていたメッツ監督の地位も白紙に戻されてしまった。
ベルトランの殿堂入りの可否に関してはMLB有識者の中でも割れており、有資格1年目は46.5パーセントと思った以上に低い支持率に。
とはいえ、ステロイドという大罪に手を出したわけではなく、また圧倒的な通算成績もあり、2024年は57.1パーセントに跳ね上がっている。
2025年での殿堂入りは難しそうだが、順調にいけば2026年、遅くとも2027年には晴れて殿堂入りを果たすことが出来そうだ。