マーク・バーリー
CWS(2000-2011)-MIA(2012)-TOR(2013-2015)
通算成績 518試合 214勝160敗 防御率3.81 1870奪三振 fWAR52.3
獲得タイトル:ゴールドグラブ賞4回
2005年 33試合 16勝8敗 防御率3.12 149奪三振 fWAR5.9
球界屈指のワークホース
抜群の安定感と耐久力を誇る技巧派左腕。
傑出したシーズンがなく、投球スタイルも低めに集めてゴロを量産する地味なスタイルだったため、日本での知名度は低いが実はとんでもなく優秀なピッチャー。
先発ローテーション入りした2001年から2015年に引退するまで一度も大きな故障をせず、14年連続で200イニング越えという偉業を達成。
200イニング越えするピッチャーが毎年片手で数えられるくらいに減っている近年のメジャーでは2度とお目にかかれない記録になることは間違いだろう。
殿堂入り投票では初年度の得票率は11%と振るわなかったが、個人的には殿堂入りすべき名投手だと思っており、毎年じわじわと数字を伸ばして欲しいところ。
球種はツーシーム、カットボール、カーブ、チェンジアップ。
Nishiのひとりごと
天敵はイチロー。
通算で.429とカモにされており、2004年9月4日のマリナーズ戦では5打数5安打と完敗。
最後は投げるボールがなくなり、スローボールを投げていたのが印象的だった。
査定ポイント
テンポ○
バーリーは投球間隔が短いことが特徴で、2005年のマリナーズ戦ではここ20年間で最短となる1時間39分で試合を終わらせている。