ダニエル・ハドソン
CWS(2009-2010)-ARI(2010-2012,2014-2016)-PIT(2017)-LAD(2018)-TOR(2019)-WSH(2019-2021)-SD(2021)-LAD(2022-2024)
通算成績 547登板 65勝45敗 防御率3.74 817奪三振 43セーブ 116ホールド fWAR11.0
獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回
2024年 65登板 6勝2敗 防御率3.00 63奪三振 10セーブ 17ホールド fWAR0.2
不屈のリリーバー
2度にわたるトミー・ジョン手術に加え、左ひざの靱帯断裂と選手生命にかかわる大けがから何度となく蘇ってきたリリーバー。
ハドソンは今ではリリーバーのイメージが強いがメジャーデビュー当初は先発としてプレー。
ダイヤモンドバックス時代の2011年にはエースのイアン・ケネディに次ぐ16勝、投球イニングはチームトップの227イニングと大活躍。
ところがオーバーワークがたたり、2012年にはトミー・ジョン手術を受けることになり、2013年はシーズン全休に。さらにリハビリ中に再びの靱帯断裂が発覚し、わずか1年の間で2度のトミー・ジョン手術を受けることになり、復帰は2014年にまで伸びることとなった。
トミー・ジョン手術後は主にリリーバーとして起用され、2015年からは3シーズン連続で64登板以上と大車輪の活躍。
2019年には途中加入したナショナルズでクローザーを務め、ワールドシリーズでは胴上げ投手になっている。
2022年には古巣ドジャースに加わるも、6月24日のブレーブス戦で打球が左ひざを直撃し、靱帯断裂の大けがを負いシーズン終了。
ひざの故障から完全復活となった2024年はロバーツ監督の無茶な起用にもしっかり応え、エバン・フィリップスが不調に陥った7月にはクローザーを任されることも。
65登板で防御率3.00とリリーバーとしては上々な数字を残したが、本人的にはやりきったようで、ワールドシリーズ終了後に現役引退を表明した。
球種はツーシーム、Vスライダー、チェンジアップ。
決め球は縦に落ちるスライダー。2024年は被打率.135と支配力バツグン!
査定に関して
一発
2024年は63イニングで10飛翔。被本塁打率は1.43と一発病の一歩手前。