マイケル・ワカ
STL(2013-2019)-NYM(2020)-TB(2021)-BOS(2022)-SD(2023)
通算成績 249試合 88勝54敗 防御率3.96 1145奪三振 2ホールド fWAR16.1
獲得タイトル:特になし
2033年 24試合 14勝4敗 防御率3.22 124奪三振 fWAR2.6
完全復活
完全復活を遂げた元カーディナルスのエース候補。
2013年にメジャーデビューを果たすと防御率2.78、ポストシーズンでは負けなしの3勝と大ブレイク。
2015年には17勝をマークし、将来のカーディナルスのエースはマイケル・ワカだと誰もが思っていたが、翌年から大失速。
そこからチームを転々としながらメジャーには残り続けたものの、精細を欠き、2021年には防御率5.05と先発ローテーション5番手クラスの役割すらこなせず。
もうダメかと思われた2022年は、チェンジアップを主体にする軟投派にモデルチェンジしたことで6シーズンぶりの二桁勝利、防御率も3.22と大復活。
続く、2024年は故障で先発ローテーションを外れることもあったが、スネルに並ぶチームトップの14勝をマーク。
オフには珍しく本気モードになったロイヤルズと2年3200万ドルの契約をゲットした。
球種はカットボール、スローカーブ、チェンジアップ。
査定に関して
ノビB
速球のスピードこそは全盛期より4キロほど下がったが、被打率は.188、Run Valueはプラス12と威力は健在。
緩急
ワカのチェンジアップは平均130キロと流行りのスプリット型ではなく、球速差で引っかけるタイプ。
ノビのある速球とのコンビネーションもあってかRun Valueはプラス12と上々だった。
Nishiのこぼれ話
ここ数年ア・リーグ中地区で最下位に沈んでいたロイヤルズですが、2024年は珍しく強気の補強を連発。
スモールマーケットということで目玉には手を出さなかったものの、ワカに加えてセス・ルーゴ、ハンター・レンフロー、ウィル・スミスと中堅どころを次々と獲得している。
関連選手:2023年オフのロイヤルズ大補強
優勝請負人ウィル・スミス
トラウトのそっくりさんことハンター・レンフロー
高回転カーブが武器 セス・ルーゴ